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イスで座禅の姿勢サポートする機能性クッションを拡販

ウェルニカ 機能性クッション「ランバーシート702」 ウェルニカ(東京都渋谷区、新橋正典社長)は、昨夏発売した機能性クッション「ランバーシート702」を本格展開する。発売後の好評を受け、進めていた増産体制がこのほど完了し大量供給が可能になったため。東急ハンズ、ネットショップのほか、ドラッグストアやオフィス備品など幅広い展開を図る。  同製品は、快適な座りを追求した背もたれ付きのクッション。着座時のお尻の突起部だけを凹ませる特殊ハニカム構造を採用した座部が、骨盤の位置をしっかりと固定。さらに背腰部が骨盤を側面から支え、疲れにくいとされる座禅の姿勢をイスに座った状態で実現する。 低反発素材を使ったタイプのものが主流の着座サポートクッションにあって、同製品は「座る」ということを全体で捉え、座面のみならず、ヒジや背もたれ部の各体圧を考慮。着座姿勢全体における最適の体圧分散を計算の上、設計しており、これまでにない安定感・快適感が味わえる。 「この商品のポイントは、着座時の疲労感や心地の悪さを感じさせる要因となる姿勢の崩れを防止し、かつ背腰部で骨盤を側面から支えることでより直立に近い状態の着座姿勢を実現することにあります。これまでにないタイプでしたので、発売当初は試験的な部分もありましたが、体験した方には違いを実感していただけたようです」と同社・新橋社長は好評の要因を分析する。  決して安くはないが、着座時の心地悪さに悩んでいた人のハートをつかみ、発売後から順調に売り上げを伸ばした同製品。ケンコーコムの「癒し部門」のランキングでは在庫切れで圏外に落ちるまで、昨年9月から1位も含め3ヵ月連続でベストテン入りを果たした。  予想以上の売れ行きに同社でも増産体制の確立に着手。このほど、月間約400台だったラインを約1,200台へ拡大した。欧米、アジアなど海外からのオファーもあり、今後は海外戦略も視野に入れる。税込の価格は1万2,600円。

2008年09月08日 13:07