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「ポテイン(R)」による満腹ホルモン(CCK)の分泌促進作用を確認

(株)東洋新薬(本社:福岡県福岡市、本部:佐賀県鳥栖市、服部利光社長)は、「ポテイン®」による満腹ホルモン(cholecystokinin;CCK)分泌促進作用を確認。日本農芸化学会2011年度大会で発表した(*)。

同素材は、北海道産のジャガイモを原料とする機能性食品素材で同社の独自素材。満腹感を高め、食べ過ぎを防ぎ、ダイエットに役立つことで知られる。

今回同社は、北海道大学大学院農学研究院・原博教授および比良徹助教との共同研究において、同素材の食事量抑制作用をin vivoにおいて確認した。また同時に、同素材の食事量抑制作用は満腹ホルモン(cholecystokinin;CCK)[注(1)]の分泌量増加と関連があることをin vivoで確認した。

【発表骨子】

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雄性ラットに水、または「ポテイン®」溶液を投与し、投与30分後において門脈から採血を行い、血漿中のCCK濃度を測定した。その結果、「ポテイン®」溶液の投与により、血漿中のCCK濃度が上昇する事が確認された。このことから、「ポテイン®」はin vivoにおいてCCK分泌促進作用を有することが確認された。

(*)東北地方太平洋沖地震の影響で、日本農芸化学会2011年度大会の開催は中止となったが、学会より特例として「2011年度大会の各演題は、大会講演要旨集の発行をもって発表は成立とみなす」旨の発表がなされている。

[注(1)] 満腹ホルモン(cholecystokinin;CCK)

小腸において分泌される消化管ホルモンで、食事を引き金として分泌され、神経情報伝達物質として満腹感を脳の満腹中枢に伝える満腹ホルモンと考えられている。

2011年04月11日 12:26