マキノ出版はこのたび、新刊『「難聴」聞こえがクリアになるCDブック』を刊行いたしますので、ご案内いたします。
現代医学でも治療が困難といわれる難聴。日本には老人性難聴の人が1,000万人以上おり、突発性難聴で医療機関を受診する人は1年間に35,000人を超えるといわれています。確かに難聴を「治す」ことは困難ですが、聴覚トレーニングによって聞こえをクリアにすることは可能です。それを実現させたのが本書です。
本書の付属のCDには、臨床の第一線に立つ二人の耳鼻科医が考案した「音源定位」「速聴」「昭和の音」などのさまざまな特殊音が収録されています。これらの音を聴くことにより、人間の生命中枢をつかさどる脳幹が刺激され、聴覚の明瞭度が上がるのです。「聴力が回復した」「耳鳴りが消えた」「耳閉感が取れた」など、体験手記も満載した、難聴に悩む人に勇気を与える一冊といえるでしょう。
【本書の構成】
第1章 聴覚トレーニングで聞こえはクリアになる
第2章 現代人に難聴が多い理由
第3章 聞こえがクリアになる聴覚トレーニングのやり方
第4章 難聴の正体を知る
第5章 特殊音を聴いて聞こえがクリアになった体験者の手記
【書籍概要】
著者 :坂田 英明(目白大学言語聴覚学科教授)
小山 悟(こやま耳鼻咽喉科院長)
体裁 :A5判・並製・192ページ
価格 :1,500円(税込)
発行日:2011年10月15日
発行所:株式会社マキノ出版( http://www.makino-g.jp/ )
〒113-8560 東京都文京区湯島2-31-8
ご注文:03-3815-2981(販売部)
【共著者 略歴】
坂田 英明(さかた・ひであき)
1988年、埼玉医科大学卒業。91年、帝京大学医学部附属病院耳鼻咽喉科助手。ドイツ・マグデブルグ大学耳鼻咽喉科研究員、埼玉県立小児医療センター耳鼻咽喉科副部長をへて、2008年より目白大学保健医療学部言語聴覚学科教授、目白大学クリニック院長。厚生労働省科学研究「新生児聴覚スクリーニング」研究員。日本小児耳鼻科学会理事。日本大学歯学部小児歯科兼任講師。日本耳科学会評議員。
小山 悟(こやま・さとる)
1988年、帝京大学医学部卒業。帝京大学溝口病院病棟医長、医療財団法人河北総合病院主任科長、東京大学医学部客員研究員をへて、2001年よりこやま耳鼻咽喉科院長。仙台中耳サージセンターなどで研鑽。東京女子医科大学東医療センター非常勤講師、日本耳鼻咽喉科学会専門医、日本気管食道科学会専門医、日本アレルギー学会専門医、厚生労働省認定補聴器適合判定医、身体障害者福祉法指定医。