三井化学株式会社のグループ会社であるSDC Technologies, Inc.(所在:アメリカ・カリフォルニア州、CEO:Antonios Grigoriou、以下SDC)は、超撥水・反射防止コーティング材料の製造・販売・研究を行うCOTEC® GmbH(所在:ドイツ・バイエルン州、CEO : Michael Fliedner、以下COTEC®)を買収することで合意し、2020年10月1日にCOTEC®がSDCの100%子会社となりました。
■三井化学グループ製品
「メガネレンズ材料からコーティング材料まで」QOVを提供するビジネスモデルを創出
三井化学グループのビジョンケア材料事業は、メガネレンズ材料からコーティング材料まで多様な製品ラインナップを有します。メガネレンズ材料では、MR™シリーズの高屈折率レンズ材料をはじめ、中・低屈折率のレンズ材料を揃えます。コーティング材料では、2008年にSDCを買収して以降、2010年には防曇コート材に強みをもつFSI Coating Technologies、2014年にはUV硬化型ハードコート材のLTI Coating Technologies(2017年にSDCが吸収合併)を傘下に加えました。今回、超撥水・反射防止コート材をもつCOTEC®が新たに加わることで、メガネレンズ市場へのコーティング・ソリューションの強化を図っていきます。
三井化学グループは、これからもビジョンケア材料事業のポートフォリオを拡大させ、「視界品質QOV※(Quality of View)」をコンセプトに、視力矯正から、目の健康と快適さまで、より良い視界を追求する製品開発に取り組んでいます。
※QOV:視力の最適化や快適な見え方、目の健康管理、病気予防など目に関わる病気の質、満足度の尺度。
【詳細は下記URLをご参照ください】
・三井化学株式会社 2020年10月6日発表
・三井化学株式会社 公式サイト