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「エピガロカテキンガレート(EGCG)」が、PM2.5による肺の炎症反応を抑制することを世界で初めて確認/伊藤園

株式会社伊藤園は、武蔵野大学(学長:西本照真)との共同研究で、緑茶に含まれるカテキン類の一種・エピガロカテキンガレート(EGCG)に、大気汚染物質PM2.5によって引き起こされる肺傷害の予防効果があることを世界で初めて確認しました(※1)(特許出願済)。

(※1)武蔵野大学調べ

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■ 本件のポイント
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◎いまだ確立されていない大気汚染による健康被害を予防する方法として、緑茶に含まれるカテキン類の一種・エピガロカテキンガレート(EGCG)が有効であることを発見

◎Biomolecules誌のSpecial Issue “Antioxidants in Food and Waste from the Agri-Food Industry”に論文採択

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世界の大気汚染による年間死者数 (約880万人)が喫煙による死者数 (約720万人)を上回ったことが2019年に報告され(※2)、大気汚染による健康被害を減らすことが大きな課題になっています。そこで同社と武蔵野大学薬学部薬学科(講師:田中健一郎)は共同で、緑茶の主要成分であるエピガロカテキンガレート(EGCG)を用いて、大気汚染によって引き起こされる肺傷害に対して、その有効性を明らかにすることを目的とした研究を実施しました。その結果、緑茶に含まれるカテキン類の一種・エピガロカテキンガレート(EGCG)に、大気汚染物質PM2.5によって引き起こされる肺傷害の予防効果があることを確認しました。

(※2)Eur Heart J. 2019 May 21;40(20):1590-1596. doi: 10.1093/eurheartj/ehz135. Cardiovascular disease burden from ambient air pollution in Europe reassessed using novel hazard ratio functions

同社は、「お茶で人生100年時代を豊かに生きる」ための産官学の連携による研究の推進を通じて機能性素材の継続的な開発と健康的な食習慣に貢献するための研究に取り組んでいます。

今回の共同研究で確認した、緑茶に含まれるカテキン類の一種・エピガロカテキンガレート(EGCG)が大気汚染による肺傷害を予防する効果について、今後も継続した研究を進めるとともに、お茶を取り入れた食習慣を広め、人々の健康で豊かな生活と健康長寿社会の実現に向けて貢献します。

●PM2.5とは
大気中に存在する粒子状物資で、カドミウム・鉛・ ニッケルなどの有害金属、硫黄酸化物、窒素酸化物、揮発性有機化合物で構成されており、健康被害を誘発する原因物質と考えられている。PM2.5 は粒子径が非常に小さいため、肺の奥深くまで容易に到達し、酸化ストレスを介した肺胞上皮細胞の傷害や炎症反応 (マクロファージ、好中球の活性化)を誘導する。このため、最初にPM2.5 が到達する呼吸器 (気管支や肺)における保護因子を発見する事が出来れば、大気汚染による健康被害の予防法に繋がるのではないかと考えられる。

【詳細は下記URLをご参照ください】
株式会社伊藤園  2022年9月21日発表
株式会社伊藤園  公式サイト

2022年09月22日 14:32