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ウェザーニューズ、「第一回花粉症調査」結果発表

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株式会社ウェザーニューズ(本社:東京都港区、代表取締役社長:草開千仁)は、全国各地で本格花粉シーズンに突入し、飛散量が増している2月末に花粉症に関する調査を実施しました。今シーズンは、全国的に昨シーズンの5倍の大量飛散が予想されています。

本調査は、全国の方の症状や対策状況を調べることで、今後の対策に活かして、少しでも花粉シーズンを楽に過ごせるようにすること目的としています。

今回発表する「第一回花粉症調査」の結果は、ウェザーニューズの携帯サイトの利用者を対象に、2月25日(金)~27日(日)の3日間で調査を実施し、合計22,361人(男性56.9%、女性43.1%)の有効回答をまとめたものです。

本調査結果はウェザーニューズの携帯サイト(http://wni.jp/)でも公開しています。

◆大量飛散といわれているにも関わらず、過半数の人が対策に変化なし!

~最も対策に変化がないのは高知県民、最も対策を強化した人が多いのは青森県民~

全国的に大量飛散と言われている今シーズン、全国の人の対策状況に変化があるかを調査するため、花粉症の人を対象に、「今シーズンの対策にここ数年と比べて変化はありますか?」との質問をしました。

その結果、“強化した”が43.6%、“同じ”が55.0%、“いつもよりしていない”が1.4%という結果になり、過半数の花粉症の人が、対策に変化がない、または対策をいつもよりしていないことがわかりました。

また、“同じ”と“いつもよりしていない”との回答を都道府県別に見てみると、最も対策に変化が見られなかったのは、高知県で両回答の合計が71.2%でした。

続いて、2位が鹿児島県で70.0%、3位が福井県で68.8%、4位が宮崎県で68.1%、5位が愛媛県で65.9%でした。

さらに、全国平均の56.4%より高い都道府県を調査すると、九州では全県で平均以上になり、対策を強化していない人が多い傾向にあることがわかりました。

◆花粉症の9割以上が、すでにここ数年以上の症状を感じている結果に

全国各地で本格花粉シーズンに突入し始めた2月末現在、全国の花粉症の人の症状を調査するため、「ここ数年の症状と比べてどうですか?」との質問をしました。

その結果、“重い”が43.2%、“同じくらい”が48.7%、“軽い”が8.1%でした。

対策に関しては、過半数の人が“変化がない”と回答しているにも関わらず、9割以上の人がすでにここ数年以上の症状の重さを感じています。

中でも、山梨県と静岡県では5割を超える人が“重い”と回答しており、他県に比べて症状を重く感じている人が多い傾向にあることがわかりました。

今後も花粉の飛散は増加し、スギ花粉は3月中旬、ヒノキ花粉は4月上旬~中旬にピークを迎える予想です。

日々の花粉飛散予報を参考に、対策を十分に行う必要があると考えられます。

◆花粉症の4人に1人が、対策は“まだ”

大量飛散と言われている今シーズン、全国の人の対策時期を調べるため、「今シーズンは対策をいつからしていますか?」との質問をしました。

その結果、“気合で乗り切る”が7.8%、“まだ取っていない”が23.9%、“2月下旬から”が16.7%、“2月中旬から”が11.2%、“2月上旬から”が11.6%、“1月下旬から”が10.8%、“1月中旬から”が6.2%、“1月上旬から”が4.4%、“1月より前から”が7.4%でした。

花粉飛散前から大量飛散と言われていたため、飛散量が少なかった昨シーズンと比較してみると、対策時期は早まっているものの、花粉症の4人に1人は、まだ対策を取っていないことがわかりました。

また、年代別に見てみると、10代、20代の若い世代ほど、まだ対策をしていない人が多く、10代は3割を超える結果となりました。

さらに、花粉症でない人の結果を見てみると、“まだ取っていない”が61.2%、“気合で乗り切る”が20.8%となり、約9割の人が対策を行っていないことがわかりました。

 

2011年03月04日 15:08

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