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オリジナル化粧品受託製造(化粧品OEM):株式会社シーエスラボがクリーミーローション処方を開発

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化粧品OEMメーカーの株式会社シーエスラボは、乳液でも、クリームでも、ローションでもない、新しいテクスチャーと、保湿と浸透の2つの機能を兼ね備えたクリーミィローションという新しい安定処方を開発した。

区分カテゴリーは化粧水となるが、クリームと遜色がない保湿能力で話題を集め、進化を続けている。

■女性がスキンケアに求める機能とは!?
女性がスキンケア化粧品にどんな機能を求めているか、ご存知だろうか。化粧品に関する消費者調査やアンケート結果を調べてみると、ニーズが強いのは主に以下の機能であることがわかる。

1.潤いを与える
2.かさつきや乾燥を防ぐ
3.紫外線から保護する
4.キメを整える 
5.美白やホワイトニング効果がある
6.ハリを与える

とりわけ、高いのが1の「潤い」へのニーズだ。
保湿性の高さはスキンケアの必須条件といえるが、保湿と同時に、美白やハリを与え、
肌のキメを整えるといった機能へのニーズも強い。
肌に浸透する化粧品を使って美白やキメといった効果を与えたいーー。
これもまた女性の切なるニーズだ。
しかしながら、保湿と浸透の2つの機能を同時に実現することは技術的に容易ではない。
油分が増えれば保湿感は増すが、安定性等を確保するため製品の粘度が高くなるために
肌への浸透性が落ちるおそれがある。

そのため、油性成分の配合が少ない化粧水で浸透性へのニーズを満たし、
粘度の高い乳液やクリームで保湿ニーズに対応するーーというのが
従来のスキンケアの一般的な手順だった。

この手間を簡素化できないだろうか。
油性成分を配合しながらも、エモリエント感があり、低粘度でより浸透に優れた
化粧品を作れないだろうか。
こんな素朴な疑問から開発がスタートしたのがクリーミィローションだ。
そしてCSラボは、持ち前の研究技術力を生かし、保湿と浸透という2つの機能面で
より良好な化粧水の開発に成功した。

■低粘度で油分高配合の化粧水
クリーミィローションは、「D相乳化技術」を応用している。
「D相」とは「界面活性剤相」のこと。
油と水をただ混ぜると均質にはならずに分離してしまうが、活性剤の間に油を入れると均質化し、
シャープで安定した乳化が可能になる。

完成したクリーミィローションの特徴を挙げてみよう。
1.油性成分を高配合(約30%可能)
2.低粘度で浸透性が高い
3.ナノオーダーの均一なエマルション

通常の化粧水に30%もの油性成分を配合すると二層に分かれる。
ところが、クリーミィローションは均一に混ざり、時間が経ってもその状態は変わらない。
安定性が良好だからだ。

油性成分を多く含みながら、粘性が低いため
形状としては明らかに液状の化粧水である。
粘性が低いのは、粒子がナノオーダーでクリームや乳液に使用される
増粘剤を使用していないため。
皮膚の隙間はナノオーダーであり、粗大な粒は浸透しにくいが、
クリーミィローションはナノオーダーの粒のため浸透性が高いのである。

粒度がいかに細かいか、ナノレベルでの均一なエマルションが実現しているかは、
顕微鏡で観察すると明らかだ。
通常の化粧水とは構造がまったく異なることが確認できるだろう。

 

↓乳化時の比較参考写真はこちらから
http://www.cslab.jp/category/1592067.html

■活性剤の少なさもアドバンテージ
活性剤の使用比率の低さも、クリーミィローションのメリットの一つといえる。
一般の化粧水は油分を多く配合した場合でも1%程度。それでいて、活性剤は約1~5倍量使用している。対して、クリーミィローションは油分を30%含みながら、活性剤の使用比率はその0.1~0.2倍。油分の配合量を調整さえすれば、さらに活性剤の比率は低くなる。

活性剤は少ない方が感触がよく、人によっては刺激にもなるので、
活性剤の少なさは化粧水としては大きなアドバンテージ。
保湿と浸透の両方を実現し、油分に対する活性剤の使用割合も少なく済むクリーミィローションは、
化粧品の新しいカテゴリーを開拓したといっても過言ではない。 

昨年、CSラボはビッグサイトで開催された「第2回コスメティック ジャパン-国際 化粧品開発展」に出展し、ブースでクリーミィローションをテスト発表したところ、大きな反響を得た。

展示会以降、多方面から正式発表の問い合わせや要望が届き、
クリーミィローションのバリエーションが着実に増えた現時点で発表となった。
配合する油の種類、油分量の調整、防腐剤や活性剤、エタノールなどのフリー化等など、
現代の女性のニーズに応えたバリエーションが次々に生まれている。
まったく新しい処方の開発も進行中だ。
新しいカテゴリーを開拓した化粧品はいまも進化を続けている。

クリーミィローションをはじめ、現代女性のニーズを踏まえた化粧品の開発を検討している方はぜひ下記へ連絡してみてはどうか。サンプル希望についても問い合わせてみてほしい。http://www.cs-lab.co.jp/app/web/inquiry/

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<送信者>
株式会社シーエスラボ   http://www.cs-lab.co.jp/
本社所在地 〒171-0033 東京都豊島区高田 3-32-3
TEL/FAX:03-5928-5941/03-3984-5686

2012年03月06日 09:18

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