恐竜にも腫瘍ができると判明 【海外ニュース】

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恐竜にも腫瘍ができると判明

恐竜にも腫瘍が発生し、しかも一部の恐竜では特に発生しやすい傾向があることが、英サウサンプトン大学のKate Acheson氏らの研究で示唆された。研究論文は「Scientific Reports」オンライン版に7月5日掲載された。

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(Reconstruction of Telmatosaurus, tumor on lower left jaw. Image M. Dumbrav)


Acheson氏らは、「ハドロサウルス」として知られる小型恐竜、テルマトサウルス・トランスシルヴァニカス(Telmatosaurus transsylvanicus)の顎骨の化石から、顔面の腫瘍を発見した。その後の画像診断で、この腫瘍はエナメル上皮腫という非がん性腫瘍であることが判明した。この腫瘍はヒトやその他の哺乳類、一部の現生爬虫類でもみられるという。

同氏は、「化石記録では初めての発見であり、小型恐竜で詳細が報告されたのも初めてだ。テルマトサウルスはハドロサウルスの系統樹ではルート(起源)に近い種だとされており、進化早期の種で今回のような変形がみられたことは、ハドロウイルスでは他の恐竜よりも腫瘍が生じやすいことを裏づけるエビデンスとなる」と話している。

この顎骨は6700~6900万年前のもので、ルーマニア西部トランシルヴァニア地方の「恐竜の谷」で発見された。顎骨から、この恐竜は若くに死亡したことがわかったが、正確な死因は不明である。Acheson氏らは、この腫瘍におそらく痛みはなく、直接の死因ではないと考えている。しかし、捕食者が腫瘍をみれば個体が弱っているサインだと捉え、攻撃を加える可能性があることなどから、間接的な死因となった可能性はあるという。

著者の1人は、「今回の発見は、ヒトと恐竜には従来の想定よりも共通点が多いことを示唆している。ヒトでもエナメル上皮腫は生じることがあるからだ」と話している。(HealthDay News 2016年7月7日)

https://consumer.healthday.com/diseases-and-conditions-information-37/misc-skin-disorders-news-620/dinosaurs-got-tumors-too-712620.html
Copyright (c) 2016 HealthDay. All rights reserved.

(参考情報)
論文アブストラクト:http://www.nature.com/articles/srep29271

2016年7月19日 12:40 [その他]|[研究発表]
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