
成分も手順も合っているのに、なぜか売れる気がしない。
多くの担当者が、ここで立ち止まります。

この違和感は、失敗の兆候ではありません。
むしろ、次に進むためのサインです。

成分を揃えても、
「売れる完成形」が描けないまま終わる企画は少なくありません。

売れない理由を「成分」に求めるのは、
開発現場で最も多い思い込みです。

売れるかどうかは、
成分を決める前の「設計」でほぼ決まります。

問題は「何が入っているか」ではなく、
「何のために作られた商品か」です。

ユーザーは成分名ではなく、
自分の条件に合う“解決策”を探しています。

体感を強く打ち出すほど、
期待値の設計が結果を左右します。

穏やかな成分でも、
「続けやすさ」が設計されていれば評価されます。

有名原料は安心材料になりますが、
それだけでは選ばれ続けません。

原料を決める前に、
必ず整理しておくべき3つの視点があります。

どこで、誰に、どう売るのか。
ここが曖昧だと、すべてがブレます。

「早さ」を取るか、「続けやすさ」を取るか。
成分選びは、この後です。

売れている商品ほど、
最初から捨てている選択肢が明確です。

設計が決まれば、迷いは消えます。
選ばれ、続く理由が見えるからです。
【さいごに】
良い成分を選んでいるのに売れない。OEMに任せて作ったが、競合との差が説明できない。機能性やエビデンスはあるのに、広告や売り場で伝わらない。
こうした悩みは、「成分が悪い」のではなく、売れたデータから逆算した設計になっていないことが原因であるケースがほとんどです。
私たちは、成分選定・処方設計だけでなく、どこで、誰に、どう売れるかという販売データを起点に、商品開発から拡販設計までを一気通貫で支援しています。
もし今、「この商品、どう伸ばせばいいのか分からない」と感じていらっしゃれば、一度ご相談ください。
< 取材協力 >
日本サプリメント協会 商品企画・開発研究部会 統括
橘 健司
プロフィール
京都大学院修了後、20年以上にわたりOEM・メーカーの立場でサプリメントの企画・開発に携わり、クライアントPBを含めた500ブランド以上のサプリメントを世に送り出した。
特にクライアントPBについては、配合成分や形態の提案だけでなく、商品の設計、販促表現、知的財産戦略等の提案を行い、クライアントのニーズに対して的確なアンサーを提示し、多数の商品が有名ブランドに上り詰めた。
カテゴリは、特定保健用食品、機能性表示食品、栄養機能食品、一般健康食品の開発経験を網羅し、形態は顆粒、錠剤、カプセル、ドリンク、グミ、焼き菓子等多岐に渡る。
食品保健指導士、食生活アドバイザーの資格を持ち、取得特許も多数持ち、現在、多数の企業の企画開発を支援している。



