グーグル社のストリートビューについての
東京都情報公開・個人情報保護審議会会長コメントについて
平成21年5月25日
生活文化スポーツ局
本日開催された第41回東京都情報公開・個人情報保護審議会(会長:堀部政男 一橋大学名誉教授)において、これまで行ってきたグーグル社のストリートビューに係る議論について、会長コメントが出されたので、お知らせします。
会長コメント要旨(全文は別添のとおり)
当審議会はストリートビューの問題について独自に取り組んできた。
グーグル社日本法人は、東京都の取組みを始め、他の地方自治体や利用者等の意見も踏まえ、プライバシーに配慮した改善策として、カメラ位置を下げての再撮影やナンバープレートのボカシ処理などを先日発表した。
当審議会は、これを評価するものではあるが、本日、個人情報保護法の該当性、プライバシー及び肖像権の問題など残された課題を整理した。
これらは法律解釈を含む全国的な問題であることに鑑み、総務省に本年4月に設置されたストリートビューなどのインターネット地図情報サービスを取扱う研究会に対し、さらに掘り下げた検討を要請することとした。