2021年6月、一般の方から「株式会社Pharma Hemp Japan(所在地:東京都大田区)が販売しているCBD製品の中に、大麻成分THC(テトラヒドロカンナビノール)が含まれている可能性がある。」旨情報提供を受けました。このため厚生労働省では、同社の協力を得て、同社が販売するCBD製品21種類21製品(詳細は下記「分析を行った21種類21製品のリスト」をご覧ください。)の提出を受け、成分の分析を行いました。
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■ 分析の結果
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・CBD DROPS 15% HEMP SEED OIL
・CBD DROPS 15% OLIVE OIL
・CBD PASTE 20%
・CBD PASTE 30%
・CBD PASTE 40%
の5種類5製品(対象となる製品の詳細は、下記「分析を行った21種類21製品のリスト」をご参照ください)から、微量の大麻成分THCが検出されました。
THCを検出した製品は大麻取締法上の「大麻」に該当する疑いがある製品であることから、厚生労働省ホームページにおいて、その旨を掲載し、上記5製品が手元に残っている購入者の方々、または販売事業者の方々におかれましては、最寄りの地方厚生局麻薬取締部、都道府県衛生主管部(局)薬務主管課または保健所まで提出していただくようお願いしました。(下記URLをご参照ください。)
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iyakuhin/yakubuturanyou/other/torishimari_00002.html
なお、現在までに、国内において同製品を摂取したことによる健康被害が発生した例は承知していません。
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■ 分析を行った21種類21製品のリスト
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【詳細は下記URLをご参照ください】
・厚生労働省 2021年11月8日発表
・厚生労働省 公式サイト