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関東地方が続々花粉シーズンに突入!昨年より1週間も早く飛散開始/ウェザーニューズ

20140129_r04.jpg株式会社ウェザーニューズは、一定の花粉飛散が東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県、群馬県、栃木県、茨城県の7 都県で26日(日)に観測され、今後飛散が徐々に増える見込みであることから、関東全域で“花粉シーズン”に突入したことを発表いたします。

昨年と比べて、約1週間~10日早く花粉シーズンに突入しました。同社では全国1,000ヵ所に、花粉観測量に応じて目の色が変化する独自の花粉観測機『ポールンロボ』の設置を進め、花粉の観測をしています。

1月24日頃、東京都内3割以上の観測点において、26日は東京都内約9割の観測地点において、花粉飛散量が花粉に敏感な人が症状出始めるレベル(10個)に達しました。

また、26日に調査した花粉症の方の症状報告からも、東京都では1450人中の約2割の方が“ややつらい”、またはそれ以上の症状を感じ始めています。その他の県でも、1月23日?26日の間に10個を超える花粉が確認されました。花粉症の方は最新の花粉飛散情報を確認するなど、十分な対策が必要になります。

スマホアプリ「ウェザーニュースタッチ」の『スマートアラーム花粉モード』に事前に登録しておくと、花粉観測機『ポールンロボ』から得られるリアルタイムの情報や、過去9年間で蓄積された症状データと飛散状況の分析結果をもとに、あなたがいる場所に合わせて、花粉シーズンの開始やピークの情報をいち早くPUSH通知でお届けします。また、最新の花粉情報は「ウェザーニュースタッチ」の『花粉Ch.』やインターネットサイト「ウェザーニュース」、携帯サイトからご覧いただけます。

花粉症の症状が出始める花粉飛散数10個は、過去9年、協力者と共に蓄積した花粉飛散量と症状のデータを相関、分析した情報です。また、花粉観測機「ポールンロボ」は、全国の花粉症の方の一般家庭や企業、病院などに設置している同社独自の観測機で、人の呼吸と同じ量を吸引し、観測しているため、実際に人間が空気中で吸い込む花粉量を計測することができます。

■今後の飛散予測についての全国の概況
スギの雄花は、寒さがピークを越えて暖かい日が増え始めると、休眠を終えて花粉を飛ばし始めます。この冬も度々強い寒気が流れ込み、12月~1月中旬までは平年より気温が低い傾向となりました。1月下旬も強い寒気が流れ込むことはありましたが、寒気は長続きせず、気温が上がる日が増えました。さらに、関東地方を中心に風が強まったことにより、1月26日に関東地方では花粉シーズンに突入しました。

今後、2月はじめまでは短い周期で寒い日と暖かい日を繰り返し、2月上旬には再び寒さが戻る見通しです。また、2月中旬になると再び寒気が緩んで気温が上がる予想になっているため、このタイミングで西日本でも飛散開始となり、関東地方周辺では本格的な花粉シーズンに突入する所が増えそうです。

また、平年(2008年~2013年の平均飛散開始時期)と比較すると、2014年の花粉飛散開始時期は、東~西日本の太平洋側、九州では平年より1週間前後早く、北日本や日本海側では平年並みとなる見通しです。

その後、スギ花粉の飛散量はさらに増え、関東~西日本の各地で3月上旬~中旬、北陸地方で3月下旬、東北地方で4月上旬~中旬がピークとなる見通しです。また、スギ花粉の飛散量がピークを過ぎた後は、桜の花が咲く頃にヒノキ花粉の飛散量が増え、西~東日本では4月上旬~中旬にヒノキの花粉飛散量がピークとなる見通しです。

※詳細は下記URLをご参照ください
◎ウェザーニューズ 2014年1月29日発表
http://weathernews.com/ja/nc/press/2014/140129.html

2014年01月29日 16:14

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