農研機構、琉球大学、沖縄県農業研究センター、株式会社サンエーは生鮮の食用へちまを真空パックすることにより、食用へちまに含まれるGABAを安定的に増加させる方法を開発しました。この方法を用いて作られた「ギャバへちま」は、株式会社サンエーから6月17日より機能性表示食品として発売されました。
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■ 概要
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農研機構、琉球大学、沖縄県農業研究センターと株式会社サンエーは、農林水産省委託プロジェクト「地域の農林水産物・食品の機能性発掘のための研究開発」(代表機関:農研機構)において、真空パックすることにより、沖縄野菜の食用へちまに含まれるGABAを安定的に増加させる方法を開発しました。この方法を用いた「ギャバへちま」を、農研機構で公開されているシステマティックレビューを科学的根拠とし、JAおきなわグループ 株式会社農協直販が機能性表示食品として消費者庁に届出を行いました。2021年3月25日(木曜日)に届出が受理され、生鮮食品の区分の機能性表示食品として消費者庁HPで公表されました。
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■ 機能性表示受理内容
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届出番号 / F917
届出表示 / 本品にはGABAが含まれています。GABAには高めの血圧を低下させる機能があることが報告されています。本品を可食部200g(約1個)食べると機能性が報告されている一日当たりの機能性関与成分量が摂取できます。
機能性表示成分 / GABA 一日摂取目安量の200g(約1個)には、GABAが20mg以上含まれます。
商品開発責任者 / 株式会社農協直販 代表取締役専務 城間政広
お問い合わせ先 / 同 総務部 福地 望 Tel 098-860-2010
【詳細は下記URLをご参照ください】
・国立研究開発法人 農業・食品産業技術総合研究機構(農研機構) 2021年6月17日発表
・国立研究開発法人 農業・食品産業技術総合研究機構(農研機構) 公式サイト
・琉球大学 公式サイト
・沖縄県農業研究センター 公式サイト