放射線療法後18カ月以内のPSA値上昇例では死亡リスクが増大 【海外ニュース】

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放射線療法後18カ月以内のPSA値上昇例では死亡リスクが増大

 

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放射線療法後18カ月以内にPSA(前立腺特異抗原)値の上昇が認められる前立腺がん)患者では死亡リスクが増大することが、米国の研究者らによって示され、シカゴで開催された米国放射線腫瘍学会(ASTRO)年次集会で発表された。

米フォックス・チェイスFox Chaseセンター(フィラデルフィア)放射線腫瘍医のMark K. Buyyounouski博士らによる今回の研究は、治療後に生化学的再発biochemical failure(最低PSA値から2ng/ml以上の上昇)が生じた臨床的限局性前立腺の患者2,100人強を対象としたもの。

研究の結果、治療から生化学的再発までの期間の中央値は35.2カ月であり、被験者の19%では治療後18カ月以内に生化学的再発が認められた。18カ月以内に生化学的再発が認められた患者の5年特異的生存率は69.5%であり、18カ月より後に再発した患者では89.8%であった。

Buyyounouski氏は「PSAは、放射線療法または外科手術後の前立腺患者におけるの標準的追跡調査である。早期のPSA上昇が、患者が前立腺により死亡する危険性の高いことを意味するかどうかは不明であるが、論理的であると思える。広く行われているPSA検査による簡便な基準が、5年以内に前立腺により死亡する可能性が25%以上である患者の特定に活用できる」という。

現在、生化学的再発のみで治療を開始することはない。医師は通常、PSAが高値になるか、腫瘍拡大の他のエビデンス(科学的根拠)が認められるまで待機する。同氏は「今回の研究は、前立腺の他の徴候(サイン)もしくは症状を待たずに、かなり早期に治療を開始できることを示している。16カ月目に生化学的再発が認められれば、死亡リスクの増大を意味するため、PSAの急激な上昇や遠隔転移発現リスクを待つことなしに、より早期に治療を開始できる」と述べている。(HealthDay News 11月4日)

http://www.healthday.com/Article.asp?AID=632791
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