腎臓手術が治療抵抗性高血圧の軽減に有用 【海外ニュース】

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腎臓手術が治療抵抗性高血圧の軽減に有用

20131213_w01.jpg腎臓の交感神経を遮断する腎除神経術と呼ばれる新たな治療法により、慢性腎疾患(CKD)患者における治療抵抗性の高血圧を低下させる可能性があることが、Roland Schmieder氏らの研究でわかり、米ダラスで開催された米国心臓協会(AHA)年次学術集会でその成果が報告された。

腎除神経術は、ラジオ波を用いて熱で組織を除去する低侵襲のカテーテル治療法だ。今回の研究では、CKD患者15人(平均66歳)を対象にした。いずれも降圧薬を3種類以上服用しているが、薬剤抵抗性の高血圧をもっていた。全例に腎除神経術を施行し、1年間の追跡調査を行った。期間中、被験者は平均5種類の降圧薬を服用した。

その結果、患者の血圧は追跡期間中に有意に低下、腎機能は安定し、それ以上の悪化はみられなかった。Schmieder氏は、「腎除神経術がCKD患者の治療抵抗性の高血圧を低下させることを示唆している。最も重要なのは、腎機能の低下を遅らせるか、食い止めることである」と述べている。ただし別の専門家によると、腎除神経術は薬剤療法に追加されるものであり、それに代わるものではないと指摘している。

なお、学会発表された研究結果は通常、ピアレビューを受けて医学誌に掲載されるまでは予備的なものとみなされる。(HealthDay News 11月20日)

http://consumer.healthday.com/diseases-and-conditions-information-37/misc-kidney-problem-news-432/kidney-procedure-might-help-ease-tough-to-treat-high-blood-pressure-681976.html
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2013年12月13日 21:05 [研究発表]