健康に悪いテレビの見方 ―5時間以上の視聴で肺塞栓症リスク上昇 【海外ニュース】

健康美容EXPO > 健康美容EXPOニュース > 海外ニュース:TOP > 生活習慣病 > 健康に悪いテレビの見方 ―5時間以上の視聴で肺塞栓症リスク上昇

健康に悪いテレビの見方 ―5時間以上の視聴で肺塞栓症リスク上昇

20160802_w04.jpg

テレビの前で過ごす時間が長すぎると、肺塞栓症による死亡リスクが高まる可能性があるとの研究結果が、「Circulation」7月26日号に掲載された。大阪大学大学院医学系研究科社会医学講座教授の磯博康氏らの研究。

肺塞栓症は通常、じっとしていることで血流が減少し、脚や骨盤内に血栓を生じ、それが肺に流れて血管に詰まることで深刻な結果をもたらす。今回の研究は40~79歳の日本人8万6,000人超を対象に、テレビの視聴時間を尋ね、19年間の追跡調査を行った。期間中に59人が肺塞栓症で死亡した。

1日のテレビ視聴時間が2.5時間未満の人と比べて、2.5~4.9時間の人では肺塞栓症で死亡するリスクが70%高かった。リスクは視聴時間が2時間増えるごとに40%高くなり、5時間以上視聴する人では2.5倍になった。今回の研究は因果関係を証明できないが、肺塞栓症は診断が難しいため、テレビの見過ぎによる死亡リスクは実際にはさらに高い可能性もあるという。

磯氏は、「日本での肺塞栓症の発症率は、欧米諸国よりも低いものの上昇傾向にある。座りがちな生活習慣が増加し、リスクはさらに高まると思われる。テレビを長時間視聴する場合、1時間座ったら、5分間ほどストレッチをしたり歩き回ったりするとよい。水を飲むことも大切だ」と話す。

なお、この研究はパソコンやタブレット、スマートフォンが娯楽の中心になる前に実施されたもので、磯氏らはこれらの影響を評価する新しい研究が必要だとしている。(HealthDay News 2016年7月25日)


https://consumer.healthday.com/circulatory-system-information-7/clots-health-news-731/is-binge-watching-hazardous-to-your-health-beware-713091.html Copyright (c) 2016 HealthDay. All rights reserved.

2016年8月 4日 11:33 [生活習慣病]