株式会社ユーグレナ、euglena GG Ltd. ※1(本社:ダッカ、Co-CEO:佐竹右行、以下「グラミンユーグレナ社」)、およびBombay Sweet s & Co. Ltd.(本社:ダッカ、Managing Director:Karim Sherali Jivani、以下「ボンベイ社」)は、石垣島ユーグレナ(以下、「ユーグレナ」)入りの栄養豊富なふりかけ「Rice Bondhu (ライス ボンドゥ) ※2」をN.P. Foods Singapore(本社:シンガポール、CEO:永井治、以下「N.P. Foods社」)の全面的な協力により共同開発し、バングラデシュで販売を開始しました。
今回販売を開始したふりかけは、将来的に1日100万人に販売することを目標としています。ユーグレナ社が目指す、事業成長が社会問題の解決に直結する持続可能なビジネスモデルを導入することで、バングラデシュ国内における栄養問題解決のスピードアップとスケールアップを目指します。
※1 ユーグレナ社と2006年ノーベル平和賞受賞者のムハマド・ユヌス博士が設立したグラミンクリシ財団が運営する現地合弁企業
※2 Bondhu(ボンドゥ)とは、バングラデシュの公用語ベンガル語で「友達」の意
ユーグレナ社は、創業者である社長の出雲が、学生時代にバングラデシュで目の当たりにした栄養問題を解決したいという想いからスタートした会社です。その第1歩として、2014年からバングラデシュの子どもたちに59種類の豊富な栄養素を持つユーグレナが入ったクッキーを配布する「ユーグレナGENKIプログラム※3(以下、「GENKIプログラム」)」を開始し、今では1日1万人の子どもたちへユーグレナ入りクッキーを届けています。
GENKIプログラムを通じたクッキー配布数は2022年5月末で1,300万食を突破していますが、GENKIプログラムはユーグレナグループやパートナー企業の商品売上に応じた寄付金により運営しているため、規模や拡大スピードに限界がありました。
今回販売を開始したふりかけは、GENKIプログラムからの発展形として、社会問題の解決と収益化による持続可能性を両立させたソーシャルビジネスを目指しています。バングラデシュは世界で最もコメの消費量が多く※4、炭水化物以外の栄養素不足が社会問題の1つとなっています※5。栄養豊富なユーグレナを摂取できるふりかけを、バングラデシュ国民が日常的に食しているご飯と一緒に食するという食文化が広がっていけば、栄養問題の直接的な解決につながります。
ふりかけの販売を通じて、ユーグレナがもつ豊富な栄養を子どもから大人まで幅広く届けることで、バングラデシュにおける栄養問題解決のスピードアップとスケールアップを目指します。
商品名の「Rice Bondhu (ライス ボンドゥ)」の意味は、現地の言葉で「ごはんの友」という意味です。現地の人が好むビリヤニ味※6のふりかけが、毎日の新しいごはんの友となり、美味しく食べながら栄養問題が解決するよう願いをこめて名前を付けました。
※3 ユーグレナGENKIプログラム(https://www.euglena.jp/genki/)。2022年5月末でクッキー配布数は累計1,300万食を突破
※4 バングラデシュ国民はコメを主食とし、その消費量は1人当り日本人の3倍以上になります(FAO (2020) Food Outlook Biannual report on global food market: https://reliefweb.int/sites/reliefweb.int/files/resources/cb1993en.pdf)
※5 同社GENKIレポート:バングラデシュでの栄養バランスの偏りや運動不足に起因する肥満予防のための取り組みについて(https://www.euglena.jp/times/archives/15563)
※6 ビリヤニとは、スパイスとお肉の炊き込みご飯のような料理で、バングラデシュやインドなどその周辺国で広く親しまれている
ふりかけの詳細は以下です。
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■ 商品概要
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製品名:Rice Bondhu (ライス ボンドゥ)
価 格:1袋10タカ※7(約14円)
原材料:ビリヤニ シーズニングミックス、ユーグレナ粉末
1袋当たりのグラム数:5g
袋あたりのユーグレナ含有量:500mg
味:ビリヤニ味
※7 タカはバングラデシュの通貨単位。1タカは1.44円(2022年6月現在)
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■ 販売地域
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バングラデシュ(地域:首都ダッカ及び、ダッカ近郊)
今回のふりかけ販売は、バングラデシュ最大のチップスメーカーであり、バングラデシュ国内を網羅する圧倒的な販売ルートをもつボンベイ社と、これまで様々な香料・調味料・原料を世界各国の文化・味覚・食品規格に合わせて開発から製造販売に至るまで一貫して行っているN.P. Foods社の両社が、ユーグレナグループが目指すSustainability First(サステナビリティ・ファースト)に共感し、共にバングラデシュ国内の栄養問題解決を目指したいという想いから実現しました。
ふりかけの販売を通して、事業の成長が社会問題の解決に直結する持続可能なビジネスモデルを導入し、創業のきっかけにもなったバングラデシュにおける栄養問題の解決を目指していきます。
【詳細は下記URLをご参照ください】
・株式会社ユーグレナ 2022年6月16日発表
・株式会社ユーグレナ 公式サイト