住友林業株式会社のグループ会社であるスミリンエンタープライズ株式会社はこのたび、ハウスクリーニング事業をスタートしました。安心安全をキーワードに自然素材の洗剤を使用し、エアコンの高圧洗浄、レンジフードの分解清掃から、システムキッチン、浴室等の水回りのクリーニング代行サービスを提供。住生活に身近なハウスクリーニングを通じ、より快適で豊かな生活を提供します。初年度は23区内の東京南エリア(世田谷区、目黒区、品川区、大田区)からサービスを開始し、3年目以降からは3大都市圏を対象に順次拡大を目指します。
■特長
同社グループのハウスクリーニングでは、環境や健康に配慮し、厳選した自然由来成分の洗剤を使用します。家族の健康、地球環境へ配慮に加え、洗浄力の強い石油系、塩素系の合成洗剤を使用することが多いハウスクリーニング市場において大手先行事業者と差異化を図るとともに、自然素材の洗剤はクリーニング従事者が安心して取り扱うことが可能です。さらに、妊娠や子育てを機に生活環境の見直し、健康・安全志向への意識が高まりやすい子育て世代への訴求も期待できます。「再生可能で人と地球にやさしい自然素材である『木』を活かし、『住生活』に関するあらゆるサービスを通じて、豊かな社会の実現に貢献する」を経営理念として掲げる同社グループならではの、人と環境に優しいハウスクリーニングです。
<主な使用洗剤>
「松の力」:
松の樹液と水から生まれた洗剤。石油化学物質を含まず、無着色・無香料。食品の安全基準を大きく上回る安全性が特徴。また河川等への排出後に生分解が容易です。
「アルカリウォッシュ」:
原料は入浴剤にも使われているセスキ炭酸ソーダ(炭酸ナトリウムと重曹の複塩)。無機物なので環境にも負担の少ない成分です。皮脂や油汚れに強く、洗濯から台所掃除まで幅広く使用できます。6月の事前スタートでサービスをご購入いただいたお客様からは、「お風呂の仕上がりに石鹸のにおいがして自然派と感じました」、「一度体験すれば、リピーターになるクオリティー・満足度でした」、「普段のお手入れ方法を助言してもらって、非常に良かったです」といった声をいただいております。
■参入の理由
日本におけるハウスクリーニング市場は年々増加※1しており、2013年には1,520億円規模の市場となっています。また先行各社のサービス拡充やホームページの充実など、気軽に頼める環境が整い、「家事を代行してもらう」ことへの抵抗感が薄れてきていることも後押ししていると考えられます。背景としては女性の社会参画意識の高まりに加え、育児休業制度など官民の女性就業継続のための各種施策により、共働き世帯が増加※2していることが挙げられます。今後も共働き世帯は増加すると予想されていること、また高齢者の増加により、大きな負担となる浴室、キッチン等の水回りの清掃を代行するハウスクリーニング市場のさらなる拡大が期待されています。
※1 2004年は826億円規模だったハウスクリーニング市場も、2013年には1,520億円規模へ(出典:矢野経済研究所「住まいと生活支援サービスに関する調査結果2013」)。
※2 総務省によると2000年には942万世帯だった共働き世帯が、2013年には1,078万世帯へと増加しています(出典:総務省「労働力調査」2013年)。
※詳細は下記URLをご参照下さい
◎住友林業株式会社 2015年7月15日発表
http://sfc.jp/information/news/2015/2015-07-15.html
◎住友林業株式会社 公式サイト
http://sfc.jp/
◎スミリンエンタープライズ株式会社 公式サイト
http://www.sumirin-sep.co.jp/index.html