株式会社ドゥ・ハウス(東京都港区 代表:稲垣佳伸)は自社の運営するネットリサーチASPサービス『myアンケートASP for China』にて2012年1月に「日本と中国の食習慣」に関するアンケートを実施いたしました。調査概要と、図表につきましては、別添資料をご参照ください。
■調査結果サマリー
食事を共にする人について、中国では「家族」はもちろんのこと「友人」「会社の同僚」など誰かと共にする傾向が高くなっているのに対して、日本では「家族」という回答はあるものの、個食の傾向が強くなっていました。
外食の際の店選びは、「自分が過去に行ったことがある店から選ぶ」が最も高い日本に対し、中国では「周りの人のクチコミを重視する」が高くなっています。この結果からも、「人」を介しての決定が多いことが伺えます。
中国でビジネスをしていく上で、人とのつながり、コミュニケーションが重要視されることがしばしばありますが、ビジネス上のものだけではなく、食事の習慣一つとっても「人との関わり合い」を重視する中国らしさが表れた結果になったのではないでしょうか。
■昼食を共にする人、中国では「会社の同僚」、日本では「1人で食べる」が5割以上
昼食を共にする人について、中国と日本を比べると、中国は昼食を「会社の同僚」と共に食事をする人が50.2%、日本では「1人で食べる」が53.0%となった。(別添資料 図表1参照)
■中国では外食する際、「好きなものを食べたい」が日本に比べ約2割高い
外食する際の気持ちについては、いずれの国でも「好きなものを食べたい」が最も高く64.6%だったが、数値を比較すると、中国では「好きなものを食べたい」が日本に比べ18.4%高い結果になっている。また、日本では、「落ち着きたい」と選択した人が中国に対して16.6%高くなっている。(別添資料 図表2参照)
■外食時の店選びでは、8割以上の中国人が「周りの人のクチコミ情報」に頼っている
外食する際の店を選び方について、中国では「周りの人のクチコミ情報」が81.2%ともっとも高く、日本の56.0%と比べて25%以上の差があった。(別添資料 図表3参照)
<アンケート概要>
『日本と中国の食習慣』に関する調査 ●調査期間: 2012年1月
●調査手法: ネットリサーチサービス『myアンケート for China』にて、調査を実施。日本と中国(上海、北京、広州)の20代~50代の男女にWEBアンケートによる調査を実施。計621名から回答を得た。
【別添資料 PDF】
http://release.nikkei.co.jp/attach_file/0304212_01.pdf
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