【インフルエンザの予防対策に関する意識調査】
マーケティングリサーチ事業を展開する株式会社アイシェアは「インフルエンザ予防対策」に関する意識調査を行い、20代~60代の男女1,000名の回答を集計した。
■約7割が「インフルエンザが恐怖」と回答
インフルエンザが流行するこの時期、各関係機関からもインフルエンザ予防に対する啓発情報が発信されている。そこで、インフルエンザに罹った経験が過去にあるか確認したところ、66.6%が「ある」と回答。インフルエンザに罹ることが怖いと感じるか聞いたところ、「すごく怖い(31.5%)」、「まあまあ怖い(33.5%)」と合わせて全体の7割が、インフルエンザに罹ることが「怖い」と回答した。
インフルエンザ予防食品1位は「ヨーグルト」48.3%
インフルエンザの予防対策を行っているか聞いたところ、「行っている」が63.5%と半数以上が予防対策を行っており、性別に大きな差はないものの、男性が64.4%、女性が62.6%と男性の方が若干意識は高いことが分かった。予防対策を行っている635名に対し、実際にどのような予防対策を行っているのか複数回答で聞いたところ、
「予防に良いと言われる食品を摂る(42.4%)」、
「マスクをつける(41.3%)」、
「人混みを避ける(35.7%)」、
「加湿器の利用(29.6%)」、
「予防注射(28.3%)」と続き、
予防注射よりも生活面から予防を行っている傾向が伺える。最も数値の高かった「予防に良いと言われる食品」について、具体的にどのような食品を摂っているのか聞いたところ、「ヨーグルト」が48.3%と最も高く、以下「サプリメント(47.2%)」、「大豆製品(23.4%)」、「青菜類(18.6%)」、「オクラ(17.5%)」と続いた。
また、これら予防対策を行っている理由について複数回答で聞いたところ、「仕事が休めないため(83.3%)」が最も高く、「家族に高齢者がいるため(10.4%)」が続いた。
Q:予防に良いとされる食品はどのようなものを「意識して」食べていますか?
今回の調査でインフルエンザ対策の意識は高いものの、病院での予防注射ではなく、生活面での対策が行われていることが分かった。また、予防に良いと言われる食品の1位が「ヨーグルト」になったのは、現在流行し、インフルエンザ予防にもなると言われている「機能性ヨーグルト」の影響があることが予測される。インフルエンザは周囲に感染する病なので、予防は日頃から心がたい。
【調査概要】 回答数:1,000名 男女比:男性50%、女性50% 年代比:20代~60代 各20.0% 調査日:2012年12月28日~2013年1月4日まで ※数値は小数点第二位で四捨五入。 ※調査はインターネット上で実施。 ※調査はデータを元に解析した数値を用いる場合があります。 【主な調査内容】 Q:過去にインフルエンザに罹ったことがありますか? Q:インフルエンザに罹ることが怖いと感じますか? Q:インフルエンザの予防対策を行っていますか? Q:どういう理由から、インフルエンザ対策をしていますか? Q:予防対策は具体的にどのようなことを行っていますか? Q:予防に良いとされる食品はどのようなものを「意識して」食べていますか? など、全13問