エスエス製薬株式会社は、内服薬として日本初となる軽度の静脈還流障害による足のむくみを改善する「アンチスタックス」(第1類医薬品)を、全国のドラッグストア、薬局・薬店を通じて2013年6月3日(月)に発売致します。
「アンチスタックス」は、2007年3月に厚生労働省が通知※1で西洋ハーブを有効成分とする医薬品承認申請ルールを定めて以来、2011年1月に第一号として承認された「西洋ハーブ医薬品」であり、ダイレクトOTC医薬品※2となります。有効成分は赤ブドウ葉を原材料とした「赤ブドウ葉乾燥エキス混合物」です。
※1 2007年3月22日付 薬食審査発第0322001号 厚生労働省医薬食品局審査管理課長通知
※2 ダイレクトOTC医薬品とは、新規有効成分が医療用医薬品としての承認を経ずに一般用医薬品として直接承認された医薬品です。また、OTC医薬品とは「一般用医薬品」を指します。
■日本初1:血管を強化し、血流を促進することによって足のむくみを改善する内服薬
足のむくみは多くの人が悩んでいる症状ですが、実は静脈の還流障害が主な原因となっているということはあまり知られていません。足のむくみには、静脈還流障害(慢性静脈不全)
※3という病気が隠れていることがあり、その罹患率は一般人口の40~50%程度にものぼるとも言われますが、日本国内ではこれまで有効な治療薬はありませんでした。
静脈還流障害(慢性静脈不全)の初期症状は足のむくみや、重さ、だるさ、つっぱり感、痛みといった症状があげられますが、これらは血流の滞りが主な原因であるとされています。「アンチスタックス」は1日1回2カプセルを朝服用することにより、血管を強化し血流を促進することで軽度の静脈還流障害(慢性静脈不全)の初期症状を改善します。
※3 静脈還流障害は、放置しておくと次第に進行し、次には下肢の静脈瘤を引き起こし、さらに症状を重症化させ、足の皮膚に褐色の色素が沈着したり、皮膚が破れたりする皮膚潰瘍の原因にもなってきます。
■日本初2:「西洋ハーブ医薬品」として第一号のOTC医薬品
ヨーロッパにおいて古くから血管(静脈)の病に良いとされている赤ブドウ葉を原材料として、医薬品としての有効性と安全性、品質を確保した天然由来の「赤ブドウ葉乾燥エキス混合物」(AS195)が「アンチスタックス」の有効成分です。長い間、ヨーロッパを中心に海外では赤ブドウ葉をはじめとする西洋ハーブの医薬品が様々な症状の治療に広く使われてきましたが、日本では2007年3月に厚生労働省の通知により、西洋ハーブを有効成分とする医薬品承認申請のルールが定められました。その第一号「アンチスタックス」が2011年1月にダイレクトOTC医薬品として製造販売承認を取得し、日本で初めての西洋ハーブ医薬品として発売する運びとなりました。
■製品概要
製品名:アンチスタックス
OTC医薬品分類 :第1類医薬品
剤型:赤褐色硬カプセル剤
成分・分量:2カプセル(1日量)中
赤ブドウ葉乾燥エキス混合物 450mg
(赤ブドウ葉乾燥純エキスとして360mgに相当)
用法・用量:成人(20才以上)1回2カプセルを1日1回、朝に水又はぬるま湯で服用してください。
効能・効果:軽度の静脈還流障害(静脈の血流が滞ること)による次の諸症状の改善:
足(ふくらはぎ、足首など)のむくみ、むくみに伴う足のだるさ・重さ・疲れ・つっぱり感・痛み
包装・価格:希望小売価格(税込み): 40カプセル/3,045円 60カプセル/4,095円
発売日:2013年6月3日(月)
製造販売元:エスエス製薬株式会社
備考:
この医薬品は、薬剤師から説明を受け、「使用上の注意」をよく読んでお使い下さい。
ダイレクトOTC医薬品として2011年1月21日承認
ダイレクトOTC医薬品とは、新規有効成分が、医療用医薬品としての承認を経ずに一般用医薬品として直接承認された医薬品です。また、OTC医薬品とは、「一般用医薬品」を指します。
※詳細は下記URLをご参照ください
◎エスエス製薬株式会社 2013年5月22日発表
http://www.ssp.co.jp/nr/2013/20130522.html