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洗濯 快適性研究が「第15回日本感性工学会大会 優秀発表賞」を受賞/ライオン

ライオン株式会社が、2013年9月に発売した『香りとデオドラントのソフラン プレミアム消臭』に応用されている「消臭効果を有する柔軟仕上げ剤による洗濯物を畳む時のストレス軽減効果」に関する研究発表が、日本感性工学会が主催する「第15回日本感性工学会大会 優秀発表賞」を受賞しました。

■洗濯における快適性研究の経緯
同社は、洗濯などの家事行動における快適性についての感性工学的研究に取り組み、心理評価などの主観的評価と併せて、心拍測定などの生理的なデータによる客観的評価(生理評価)を行っております。これまで、家事行動がストレスになることをアンケートなどで評価した事例はありますが、実際に洗濯工程での生理評価をしている事例はほとんどないのが実態です。

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■研究概要
同社調査によると、洗濯工程の中で最も煩わしいと考えられているのが「洗濯物を畳む」作業です。受賞対象となった研究では、洗濯物を畳む時のストレスを測定し、さらに消臭効果と香り付与作用のある柔軟仕上げ剤を使った場合のストレス軽減効果を測定しました。その結果、主観評価・生理評価ともに、洗濯物を畳む時にストレスを感じていること、さらに、消臭・香り付与作用のある柔軟仕上げ剤により、ストレスが軽減されることを科学的に明らかにしました(参考資料)。
研究内容について、2013年9月6日「第15回日本感性工学会大会」にて発表を行いました。

■本研究の独自性
通常、生理評価は、安静にした状態で計測することが多く、「体の動き」がある状況下では、計測が難しいとされています。
本研究では、生理評価として心拍数や唾液アミラーゼ活性を測定する際、できるだけ実際の生活行動に近い条件で測定するために検討を重ね、「洗濯物を畳む」という作業をしながら測定する方法で実施しました。こうした実態に即した評価結果が得られたことが優秀発表賞受賞に繋がったと考えております。授賞式は、第16回日本感性工学会大会期間中の2014年9月4日に中央大学後楽園キャンパスにて、執り行われました。

○受賞者
ライオン株式会社 研究開発本部 ファブリックケア研究所 藤井 日和
○受賞研究タイトル
消臭効果を有する柔軟仕上げ剤による洗濯物を畳む時のストレス軽減効果

◆日本感性工学会大会 優秀発表賞
日本感性工学会は、1998年10月9日に設立された学会で、従来の人文科学・社会科学・自然科学という枠にとらわれることなく、幅広い学問領域を融合して感性工学という新しい科学技術を立ち上げ、多様な視点から感性をテーマとした活動が行われています。
「優秀発表賞」は、前年度の大会で優秀な発表を行った研究者におくられるもので、優れた発表内容やプレゼンテーションのわかりやすさ等から選考されます。

※詳細は下記URL(PDF)をご参照ください
@Press ライオン株式会社 2014年9月25日発表
http://www.atpress.ne.jp/view/51321

◎ ライオン株式会社 公式サイト
http://www.lion.co.jp/index2.htm

2014年09月26日 15:15

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