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「すすぎが簡単なハミガキ」国際宇宙ステーションへの搭載が決定/ライオン

ライオン株式会社は、国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(以下、JAXA)の「宇宙生活/地上生活に共通する課題テーマ・解決策のアイデア募集」(※1)において「すすぎが簡単なハミガキ」を提案しました。今般、JAXA における搭載可否判断の結果、「ISS 搭載可」と評価され、2022 年を目途に宇宙に行き、宇宙飛行士のより良い「宇宙での暮らし」をサポートすることとなりました。

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■ 採用されたアイデアついて
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宇宙生活では水は貴重な資源であるため、水を必要とする歯みがきは“超節水”で行う必要があります。歯みがき後も水ですすぐことが難しいことから、これまでは歯みがきをした後に飲み込むか紙に吐き出すなどやり方に制限があり、人によっては「宇宙での歯みがきは不快感を伴うもの」でした。同社提案の「すすぎが簡単なハミガキ」は、ご利用頂いている一般的なペースト状のハミガキと異なり、泡状タイプのハミガキで文字通り「すすぎ」を簡単に行うことが可能です。以下の特長を兼ね備えた「すすぎが簡単なハミガキ」により、最長半年にも及ぶ国際宇宙ステーション(ISS)での生活においても、より良い毎日の歯みがき習慣を提供できると考えました。この考え方は、ライオンの「より良い習慣づくりで、人々の毎日に貢献する(ReDesign)」という企業のパーパス(存在意義)に沿ったものです。

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■ 今後の可能性について
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この技術は、宇宙だけでなく、地上での生活課題、例えば、災害時などの水不足環境下や医療・介護の現場での口腔衛生の維持などにも繋がるため、宇宙生活/地上生活に共通して活用可能です。今後、あらゆるオーラルケア機会の提供にも繋がる研究として、さらなる活用可能性を検討します。

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■ ライオン研究員の挑戦する機会創出
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今回の提案は、研究員の視野拡大やモチベーション向上を目的とした“業務の時間を最大 15%活用した”活動の中で創出されました。この活動は必ずしも本業に直結する必要は無く、研究員の「ちょっとやってみたい」という小さなアイデアに挑戦する機会を提供するものです。同社は、サステナビリティの最重要課題の一つとして、「インクルーシブ・オーラルケア」(生活環境等の状況に関わらず、誰もが、必要なときに、いつでも、オーラルヘルスケアを行える機会の提供)を2030 年の目標に掲げています。今回の JAXA の生活用品アイデアとして提案し、国際宇宙ステーション(ISS)搭載が決定した「すすぎが簡単なハミガキ」についても、継続して取り組みを広げていきます。国内売上 No.1(※2)のオーラルケアメーカーの強みを活かし、口腔から全身の健康と QOL(クオリティ・オブ・ライフ)向上を支える「オーラルヘルス」を通して、既存事業の枠を超えた事業拡張を目指しています。

※1 「宇宙生活/地上生活に共通する課題テーマ・解決策のアイデア募集」
https://iss.jaxa.jp/med/partner/71532.html

※2 インテージ SRI+ハミガキ、ハブラシ、口中清涼剤、洗口液、デンタル用品、電動歯ブラシ、義歯洗浄剤、義歯安定剤 合算市場 2020 年 1 月~2020 年 12 月 累積販売金額

【詳細は下記URLをご参照ください】
ライオン株式会社   2021年11月22日【PDF】発表
ライオン株式会社   公式サイト

2021年11月24日 09:46

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