一般社団法人日本栄養評議会(CRN JAPAN)は、2024年3月14日(木)、Zoomを利用したウェビナーにて「(一社)日本栄養評議会 第110回 勉強会」を開催します。
講演の内容は『保健機能食品の現状と今後について』『錠剤の崩壊:現象および崩壊試験法の取り扱いについて』です。(一社)日本栄養評議会 会員・非会員を問わず参加申込が可能です。
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■ 開催概要
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主催:一般社団法人日本栄養評議会(CRN JAPAN)
日時:2024年3月14日(木)14時00分~17時00分
講演内容:
開催挨拶 理事⾧ 徳丸 浩一郎
■第一講演 14時10分~15時10分
演題:薬理学者から見た6.30措置命令・その背景と今後の対応
講師:東京大学名誉教授・食の信頼向上をめざす会代表 唐木 英明先生
*講演内容*
昨年、機能性表示食品に対する景品表示法に基づく措置命令がだされたことは記憶に新しいことと思います。違反の一つはタレントを使った「誇大広告」であり、もう一つは届出資料の科学的根拠を否定するものであり、同じ根拠論文を使用した他の届出品目までも撤回を申出る騒動に発展しました。この問題の背景には健康食品の効果に対する産官学の認識の違いが垣間見られます。そこで臨床試験に関する薬理学の課題等の視点から、この問題を解説して頂きます。
■安全と機能検討員会のご紹介と活動報告 15 時10 分~15 時25 分
(一社)日本栄養評議会 安全と機能検討委員会 委員⾧ 塩谷 和紀
・休憩(15分)
■第二講演 15時40分~16時40分
演題:環状オリゴ糖の医薬・健康食品への応用
講師:熊本大学大学院生命科学研究部 製剤設計学分野 教授 本山 敬一先生
*講演内容*
シクロデキストリン (CyD) はデンプンに CyD 生成酵素を作用させて得られる環状のオリゴ糖であり、種々の薬物をその疎水空洞内に取り込み包接複合体を形成する単分子的ホスト分子に分類されます。CyD の超分子的な包接特性は、食品、化粧品、臨床検査薬、膜学、高分子化学など多方面で利用されており、薬剤・製剤学領域では、CyDの機能性や生体適合性を利用して、複合体形成による医薬品の安定化、溶解性の調節、バイオアベイラビリティの向上、油状あるいは低融点物質の粉体化、揮散性の防止、苦味・悪臭および局所刺激性の軽減などへの応用が試みられ、国内外で広く使用されています。本講演では、CyD の医薬・健康食品への応用についてご紹介して頂きます。また、一部ではありますが、熊本大学における健康食品開発への取り組みもご紹介して頂きます。
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実施形態:ZoomウェビナーによるWebセミナー
参加費:CRN JAPAN 会員様 無料 、 非会員様 \5,000/人
参加対象:同勉強会は、(一社)日本栄養評議会 会員・非会員問わず皆様にご参加可能です。
申込み方法:こちらより必要事項をご記入ください。
申込期限:2024 年3 月4 日(月)迄にご参加申込みを行ってください。
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■ お問合せ
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一般社団法人日本栄養評議会 事務局 事務局長 陣野文彦
〒104-0032 東京都中央区八丁堀2-2-11 アヴィニティー銀座東403
TEL:03-3523-0575
FAX:03-3523-0576
Mail:office@crnjapan.org
【詳細は下記URLをご参照ください】
一般社団法人日本栄養評議会(CRN JAPAN) 2024年2月7月
一般社団法人日本栄養評議会(CRN JAPAN) 公式サイト