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アヴェダ 、環境認証C2Cに関するセミナー開催

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アヴェダは10月4日、 グローバル環境認証C2C (CRADLE TO CRADLE) のセミナー&シンポジウムを都内で開催した。 

C2C認証はゴミの概念を無くし、 環境に配慮した知的製品を開発する企業の取り組みに対し、 与えられる。 生態系に影響を与えずに原材料を継続して再利用することで原材料の価値を最大に高めることを理念とする。 

C2Cの提唱者であり、 C2Cを授与する環境保護奨励エージェンシーEPEAの創始者であるマイケルブラウンガート教授は、 「環境破壊を抑制してもマイナスが少なくなるだけでプラスにはならない。 つまり、 カーボンニュートラルだけでは解決にならない。 全てが栄養になり、 全てを消費し、 再利用できるものはリサイクルをすること。 C2Cのコンセプトはイノベーションであり、 日本でも取り組む企業が増えることを望む」 とC2Cの本質を語った。 

チャールズベネットアヴェダコーポレーションアース&コミュニティケア部門担当副社長は、 C2Cの企業認証を取得した経緯や環境とビジネスを両立させた同社の取り組みについて 「アヴェダはそのルーツに環境問題に焦点を当てたフィランソロフィーを持つ。 2008年に4つの成分で、 翌年にはパッケージを含む7製品でC2C認証を取得するともに化粧品会社で初めてC2Cの企業認定を受けた。 当社では、 クオリティオブライフを高めることC2Cの目標として掲げ、 いかに環境にプラスの影響を与えるかを考えてきた。 廃棄物という概念を無くし、 素材の継続的な循環を目指す。 C2Cを実現させるためにも我々は利益を生み出さなくてはならない。 消費者がC2C企業の製品を買えば買うほど、 短期間で製品をC2Cに転換できるからである」 と言及した。 

パネルディスカッションでは、 ブランガート教授、 ベネット副社長、 竹村真一京都造形芸術大学教授が 「世界のモノづくりはC2Cでどう変わるか」 をテーマに討論を繰り広げた。