「日本しじみ党」が緊急結党された。2011年8月25日、都内で結党式が行われ、党首に就任した杉村太蔵氏が「残暑と節電で疲れぎみの日本に元気を発信する!」と高らかに宣言した。
震災余波に残暑に節電と淀んだ空気が漂う晩夏の日本に杉村氏の元気な甲高い声が響き渡った。「いま日本は疲れている。その原因は肝臓の疲れにある。日本人の4人に1人が健診で肝臓に問題があるそうだ。だから、オルニチン、だからしじみ党なんです」と杉村党首は、かつての選挙活動をほうふつとさせる熱い口調で結党の経緯を説明した。
杉村氏が話すとおり、オルニチンは肝臓の働きを助け、疲労回復やストレス軽減が期待される遊離アミノ酸で、疲れ気味の現代人にマッチした栄養素。食品では、しじみに多く含まれ、しじみ汁は「2日酔いにいい」メニューとして広く知られる。
日本しじみ党は今後、秘書の川村ゆきえ(秘書のとき限定で川村しじみ)とともにオルニチンを豊富に含有するしじみの健康効果を啓蒙しながら、日本に元気を発信していく。具体的な行動としてまず、ロイヤルガーデンカフェ青山(東京都港区)で8月31日まで期間限定で、2人で監修した特別メニュー「オルニチンカフェ」を展開。おいしく食べやすいメニューでオルニチンパワーを浸透させる。
メニューは、しじみとシーフードのスパゲティ、アーリオーリオ、トマト風味のしじみスープ、しじみと野菜のチャウダー、カクテルとして、「オルニチン カシスの休日」、「オルニチン スプモーニ」を提供する。杉村氏は自身も好物のスパゲティをおススメし「非常においしい!」と試食して自画自賛していた。
日本しじみ党には“シンクタンク”として医学博士ら専門家らが名を連ねる「オルニチン研究会」が控えており、勢いだけで突き進むきらいのある杉村氏をしっかりバックアップ。同研究会は2009年10月に設立され、オルニチンの効果・効能および関連する生活課題に対する情報を発信することを目的とし、オルニチンに関する最新知見の収集・提供、各種セミナーなどを行っている。