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IHMが、鶏ムネ肉プラズマローゲン粉体原料のリリースに伴うサンプルワークを開始

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株式会社IHM(東京都品川区)が取り扱う機能性食品原料:丸大食品・鶏ムネ肉プラズマローゲンが粉末原料のリリースに伴い、先駆けて7月上旬からサンプルワークを開始する。

同原料は平成19年度に農水省の民間実用化研究促進事業の一環として丸大食品が研究をスタートさせた機能性素材。国産鶏肉のムネ部分を特許製法で加工したもので、2018年4月に食薬区分改正通知による非医薬品と判断されている。

同原料の機能性として、脳内炎症およびアミロイドβの蓄積抑制や神経細胞の保護・伸長促進による「脳機能改善作用」、記憶関連遺伝子や脳由来神経因子であるBDNF発現の増加、神経細胞のネットワーク増強といった「学習記憶改善作用」、さらに、これらの「認知、学習機能の低下予防」が確認できており、幅広い年代層への訴求が可能である。また、抗中枢神経系炎症剤、脳神経細胞新生剤、学習記憶能力増強剤といった用途特許も取得している。

これまでの液状タイプに加えて粉末原料をリリースすることで、製品のアプリケーションの充実が図れる。粉末原料のリリースは11月下旬予定である。

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<鶏ムネ肉プラズマローゲンとは>
ヒトの体内に存在するリン脂質の一種。特に酸素消費量の多い、脳、心臓、腎臓、骨格筋に多く含まれており、アルツハイマー病患者の脳でプラズマローゲン量が減少するという論文発表から注目が集まった。

2018年07月02日 16:29