米国の病院では、手術衣やタオル、超音波カッターを1回の使用で廃棄するが、これらの備品をリサイクルすることによって年間何百万ドルも節約することができ、環境の保護につながることが、新しい研究によって示された。
医学誌「Academic Medicine(アカデミックメディスン)」3月号に掲載された今回の研究は、外科医である米ジョンズ・ホプキンス大学(ボルチモア)医学部准教授のMartin Makary博士らによるもの。同氏らは、適切な滅菌、再較正および検査手順に従う限り、備品類の再使用は安全でありうるとしている。
Makary氏は「大量の廃棄物を出す病院が良い病院であると考える人はいないが、実際はそうである。廃棄物を減量し、節約するために病院ができることは数多くあるが現在は行われていない」と述べている。同氏らは、開封されているために汚染されている可能性があるとして、使用前に廃棄される物もあることも指摘。
米国会計検査院(GAO)は最近、特定のリサイクル器具は危険でないことを示したという。Makary氏は「これらの器具は安全であるが、広報活動上の問題がある。使用済みの備品類で治療を受けるのをいやがる患者もいる。しかし、今回の分析では、再処置した器具は再使用の検査基準に問題がないため新品と同様であり、患者の安全に問題は認められなかった」と述べている。(HealthDay News 2月25日)
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