健康と美容のニュースなら健康美容EXPOニュース

医薬品ネット販売続報

「第3回医薬品新販売制度に関する検討会」が2009年3月31日、都内で行われた。
前回、論点整理を約束して閉幕し、迎えた三回目の検討会では、冒頭でこれまでに出た意見を整理。その上で、各委員の提出した資料に基づき意見が出された。
第1回、2回を通じ、概ね意見が出揃ったこともあり、議論の方向性は、全体として大きくぶれることはなかった。だが、前回飛び出した、省令改正による医薬品のネット販売規制が「違憲にあたる」という意見に絡み「そういことならばもはやこの検討会の範囲を超えている。中止すべきである」との強行な声もあがった。
そうした中で、「誰のための議論であるのか」ということをしっかりと見据え、今後、ネット通販での安全性についての議論を深めること、省令改正によって困る生活者のヒアリングを行うこと、などが約束された。
これまでは「対面がないのでダメ」の一点張りだった展開を考えれば、ネット通販を規制される側には進展、といえる流れとなったといえる。だが、一方で薬事法改正が施行される6月1日は刻一刻と迫っており、「医薬品新販売制度の円滑施行」が本当に行われるかの不安は拭えない。
ある関係者は「着実に進展しているが、6月の施行前の省令改正が目的なのでそこをリミットとすると時間的には厳しくなった」と嘆く。その上で検討会が施行後も続く展開では、「6月1日以降混乱が起こる」と危惧する。
次回以降の検討会ではネット通販が規制され、困る人のヒアリングが行われる。今回の検討会の”真の主役”といえる人々のそうした声が、”反対派”の耳にどう響くのか。タイムリミットは着実に迫っている。
2009年03月31日 23:05