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ファンケルが薬学部で集中講義

(株)ファンケル(本社:横浜市中区、代表取締役社長執行役員:成松義文)は、金城学院大学(名古屋市守山区、学長:柏木哲夫)と提携し、2009 年度の金城学院大学薬学部4 年生の前期選択授業として、「ファンケル提携サプリメントプログラム」(講義名:「病態と栄養」) を実施する。
金城学院大学薬学部薬学科が、医療従事現場で注目されるサプリメントを取り上げた講義を集中授業として開講。その講師をファンケル総合研究所副所長兼基盤探索研究所長の山口宏二が担当し、サプリメント業界の現場エキスパートの視点から、講義を展開していく。薬学部在籍の4 年生120~130 人が受講する予定。
同社では「生活習慣に起因する病態とそれに関連する栄養素および機能性食品素材について理解することを主目的とし、特に、近年、健康の自己管理のために利用の高まっているサプリメントについて、素材、製造法、用途、関連法規などを理解することを目的とします」とその目的を明かす。
また、サプリメントメーカーにおける研究開発の実態を知り、食品分野における薬学系研究者のニーズを知ることも目的の一つ、としている。
講義は、企業で行われているサプリメントの製品開発に不可欠な技術、知識(素材、製造法、用途、関連法規等)を、病態別に整理して全15回行われる。講義名は「病態と栄養」の予定で、集中講義1日目(第1~4回講義)が2009年9月10日、2日目(第5~8回講義)が9月11日、3~4日目(第9~15回講義)が9月14日、15日に実施される。
病態については①糖尿病 ②高脂血症 ③高血圧 ④肥満(ダイエット) ⑤中枢神経系 ⑥目 ⑦骨粗しょう症⑧肝障害 ⑨免疫系 ⑩性ホルモン ⑪運動 ⑫美容の12項目を取り上げる予定で、それらをサプリメントと関連付けて詳細に解説する。
2009年04月14日 20:39