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αリポ酸協会がセミナーを開催

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α-リポ酸協会は2009年6月26日、「α-リポ酸の医療現場における利用」のテーマでセミナーを開催した。関係者など約100人が聴講に訪れた。

最初にM‘sクリニック南麻布院長の伊藤まゆ氏が「カラダの中から作る美~αリポ酸サプリメントの臨床的応用」と題し、講演。サプリメントの使用は、流行っているからとかといった理由で、そのまま医療の現場に持ってくるのは難しいことを明かし、まずは自身の生活習慣の見直しが大切であると話した。その上で、医療現場では、安全性やデータが豊富であるものが、患者にも奨めやすいとした。

αリポ酸の処方については、同クリニックでは薬との併用や日常とのかかわりの中で、単体で奨めるということは基本せず、相乗効果の期待できる成分と併用し、患者の状態に合わせ処方していると話した。そうしたこともあり、医療の現場においては「患者が話せる環境づくり」が大事であるとアピールした。

続いて銀座オクトクリニック院長の伊藤壱裕氏が「アンチエイジング治療としてのα―リポ酸の臨床使用例と最新治療の血液クレンジングの紹介―αリポ酸のデトックス効果を中心としてー」のテーマでレクチャー。最初にアンチエイジングの定義について語り「病気の治療ではなく、元気で長生きすることへ導くこと」と明言した。

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αリポ酸のデトックス効果については、摂取による便中の有害重金属の調査で、水銀、ヒ素、カドミウムなどの排泄が認められ、鉛については有意差が見られなかったという。また、最新治療として、血液クレンジングを紹介。同治療は、血液を採決し、オゾンを入れ、体内に戻すもので、血液が浄化され、血流が改善されるなどで、体が酸素化、細胞の活性化や脳卒中、冷え性、などに効果があり、ヨーロッパでは1万人以上のドクターが年間100万人以上の施術実績があるという。

α-リポ酸協会は、α-リポ酸の健全な市場育成と市場拡大を目標とする任意団体。兼松、オリザ油化、ヘルシーナビ、東洋発酵、立山化成、ビーエイチエヌの6社で構成される。会長は立山化成取締役・片口巌氏、事務局長はビーエイチエヌ社長・石原健夫氏。

2009年06月26日 19:54