三井製糖(株)(東京都中央区、井原芳隆社長)は、「スローカロリープロジェクト」を推進。食と健康のための新しいカロリー基準、「スローカロリー」の啓蒙活動を積極展開している。
同プロジェクトは、スローカロリーを啓蒙するためのプロジェクト。スローカロリーは、“からだの内側から美しく健康になる力”を引き出すため、食べ物のカロリーを「量」ではなく、「質」で評価するという、新しいカロリーの基準。
同社はまず、その啓蒙活動の第一弾として、同プロジェクトのホームページ(http://www.slowcalorie.com/)を2009年10月29日に本格オープン。同サイトでは、実際の食生活でスローカロリーを取り入れるためのレシピ紹介のほか、スローカロリーの考え方に基づくエクササイズの動画公開など、さまざまな形でスローカロリーの情報を発信する。
11月3日には、啓蒙活動第二弾として「スローカロリー・パートナークラブ」を発足し、参加希望者の募集を開始。同クラブは、スローカロリーに賛同する食品関係者・企業が、実際に食品に取り入れ、一般消費者に提供しやすくするサポートとスローカロリーの考え方について正しく理解するためのPR活動を2本柱とする。
具体的には、試作用パラチノースサンプルの提供、スローカロリーに関する店舗用コミュニケーションツールの配布、スローカロリー啓蒙イベントの開催など。同クラブへの参加は、同社食品素材事業本部内スローカロリープロジェクトチーム内の「スローカロリー・パートナークラブ」事務局へ連絡することがスタートとなる。
「いい砂糖の日」である同日には、さらに啓蒙活動第3弾として、同社と東京ベルエポック製菓専門学校共同で、主婦モニターなど約70人を招待し、「ヘルシースイーツ作品発表会」を開催。砂糖を味方につける“甘くてハッピーダイエット”のテーマで、講師と生徒それぞれが制作したヘルシースイーツの披露と試食を行った。
同社では今後も、「スローカロリー」の普及啓蒙を続け、健康的なダイエットのサポートにもなる新しいカロリー基準の考え方の浸透を推し進めていく。