不二レーベル（埼玉県所沢市）は、グラビア印刷で特殊インキを用いて蒸着や箔押のようなメタリックな輝きを持つ「ビップルラベル」の新シリーズとして、「ビップル・両面テープラベル」と両面テープラベラーを発表した。
「ビップル」はグラビア印刷で原反を作り、その原反から必要な時に、必要な量だけ後加工によりラベル化ができるというもの。新シリーズも同様に、グラビア印刷した原反から、必要な時に必要な数量だけ両面粘着のテープやラベル製作するというもの。小ロットでの対応であらゆる粘着原反材料をもって両面テープやラベルにも製作できる。しかも、用途に応じて弱粘、強粘の選択はもちろん表裏の粘着力を変えることも可能。
両面テープラベルのシステム提案として、両面テープやラベルをラベリングする小型両面テープラベラーも発表した。同社の定評あるラベラー「Ｆ２０３ＰＸ」をベースに、両面テープの表側の台紙を巻き取る機構を組み込んだ。この機能搭載により、両面テープのラベリングと同時に、表面のセパレーターを自動で剥がしながら、貼り付ける。小型で軽量なので、既存のラインへ組み込むのも簡単に。
ラベラーにはサーボモーターを搭載しているので、ラインスピードに追従した両面テープ・ラベルの貼り付けができる。ラベルの繰り出し速度は毎分２～40㍍。テープ・ラベルは長さ方向に17～50㍉、幅は15～50㍉のサイズで貼り付けできる。
