（株）タニタ（東京都板橋区、谷田千里社長）は2010年2月24日、体組成計インナースキャンの新モデルを4月より新発売することを発表した。データをＳＤカードに記録できるタイプとカラーバリエーション豊富なスタイリッシュな女性向けの2モデルで、投入により新規需要を開拓する。
ＳＤカードに記録できるタイプはインナースキャン50「BC-309」とインナースキャン「ＢＣ-569」の2機種。両モデルとも、乗るだけで電源が入るステップオン機能などの採用で、計測から記録までをシームレスに行え、パソコンとの連携も手軽に行える。「BC-309」は50g単位の高精度計測など、機能が充実しており、上位モデルとなる。
記録データは、付属のアプリケーションを使えばパソコン上で時系列的にグラフ化でき、簡単に健康管理が行える。上位機種の「BC-309」では、高精度な体重測定に加え、体重急増減お知らせ機能、女性のホルモンバランスからダイエットに適した時期を知らせる女性ダイエットモードを搭載するなど、健康管理ツールとして役に立つ機能が満載される。
女性向け体組成計として発売されるインナースキャン「BC-750」は、植物をモチーフにしたインテリアテイスト。さりげなく部屋に置けるプチクッションのような丸みを帯びた形状に加え、カラーもポップからシックまで5色をラインナップし、自分好みのインテリアとして、そして、ダイエットを楽しくサポートするツールとしても愛着のわくデザインとなっている。
機能面でもステップオン機能、測定者の自動判別機能のほか、目標体重の設定機能、女性ダイエットモードを搭載するなど充実しており、外観とあわせ、女性のハートを刺激する仕様となっている。販売にあたっては、専用の透明パッケージに入れ、店頭での視覚的訴求も図る。
同社では、新モデルの投入でここ数年横ばいで推移する高機能ヘルスメーター市場での新規需要を掘り起こし、拡販を狙う。ＳＤタイプでは両機種合わせ、年間5万台。女性向けでは5色合わせて3万5,000台の販売を計画する。実勢価格は「BC-309」が1万8,000円前後、「BC-569」が1万3,000円前後。「BC-750」が1万500円。カラーはローズピンク、サクラピンク、シトラスグリーン、コットンホワイト、ウッドブラウン。
