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カット性高めた軽包装用テープ

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住友3M(東京都世田谷区)は、店舗などの軽包装用テープとして、セロハンテープに替わる「〈スコッチ〉軽包装用テープ№619」を販売開始した。

スーパーやコンビニで使用される軽包装には、主にセロハンテープが使われているが、パルプを原料とした基材のためコストへの対応が難しいのが現状。一方、フィルムテープは、低価格だがディスペンサーでのカット性が劣り、レジ周辺のサッカー台などでは使われていなかった。

新商品は、特殊ポリオレフィン基材に、においの軽微なゴム系接着剤を塗布しており、セロハン基材に比べ耐水性に優れ、レシートなどの感熱紙の文字を消さない。あわせて独自の特殊ポリオレフィン基材と背面特殊処理によりセロハンテープ同等のカット性を確保した。

テープ幅は、12、15、18、24㍉㍍の4種類で、長さは全て50㍍巻き。製品価格は、オープン価格だが、セロハンテープより10~20%安くなる見込み。同社では、価格面での強みを武器に市場を開拓し、当初年間1億円売上を目指す。

〈スコッチ〉は、3M社の登録商標。