森川健康堂(株)(熊本県上益郡、森川俊雄社長)が福岡ソフトバンクホークスとオフィシャルスポンサーシップ契約を締結した。2010年3月からの1年契約で、先月3日には、同社スタッフが激励を兼ね、宮崎県のキャンプ地を訪問。「プロポリスキャンディー」の贈呈式も行った。
同社とソフトバンクホークスを結んだのは、プロポリスキャンディーだった。ソフトバンク秋山幸二監督が、プロポリスキャンディーを愛用しているのを同社スタッフがメディアを通じ、察知。追跡の結果、同社の「プロポリスキャンディー」であることが判明し、同社のコンタクトから球団とのやり取りがスタートした。
当初、月一回のペースでプロポリスキャンディーの“現物支給”を行っていたが、秋山監督の出身地・熊本が、同社本社所在と同じである縁もあり急接近。1年間のオフィシャルスポンサー契約による、正式な側面サポートを行うに至った。
同契約により、同社は、福岡ドーム内に看板広告を設置するほか、試合日程などが記載された球団ミニ冊子への広告掲載などを行い、企業名、プロポリスキャンディーの認知向上を図る。同社では、そうした効果とともに「このことをきっかけに野球選手にもプロポリスをうまく活用した健康管理を行ってもらえればいいですね」と話す。
プロポリスキャンディーは、同社の主力商品であるプロポリスの販売促進のために15年以上前に誕生したのどあめ。プロポリスキャンディーの元祖的存在として、じわじわとクチコミで広がり、認知度が浸透。タレントや女優、アナウンサーなどにも愛用者が多い。昨今は新型インフルエンザ騒動でその抗菌作用が注目され、需要が増大。昨年は40万袋を販売した。
一粒(4g)のプロポリス含有率は2%。主な販路は百貨店、専門店。税込の希望小売価格は630円(100g)。