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自動のし紙包装機を開発

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精密部品加工などを手掛けるミヤタニ(愛媛県松山市)は、箱詰めギフトにのし紙を自動で包装する装置「NM-500」を開発した。

新製品は柔軟な品種切り替え対応力や優れた操作性など、使い勝手を追及した簡易式のし紙包装機。自動包装紙供給装置から出てきたテープ付きのし紙を機械に置き、その上に贈答品箱をセットすれば自動で折加工を行う。センサーで位置決めする仕組みで箱を任意の位置に置くだけで包装紙に対して迅速かつ正確にセンタリングする。

自動でのし紙に箱がセンタリングされ、作業に不慣れなオペレーターでも簡単・確実にのし紙包装が可能となっている。

従来の手作業に比べ3倍以上のスピードで一連の包装作業を実現、最大で毎時327個を処理できる。

大きさの異なる箱にも柔軟に対応。包装紙の寸法はユーザーに合わせた自由設計で3種類まで設定できる。

本体は小型軽量設計で機動性に優れるほか、現場環境に左右されず省スペースでの設置が可能となっている。

タッチパネルによる容易な操作設定でオペレーターの効率作業を支援。また簡単な操作性により社会福祉事業団体からも障害者雇用に役立つとの高い評価を得ている。

主な仕様として商品サイズが最大で高さ500×幅500×長さ500㍉、重さが20㌔まで対応。機械寸法が高さ1390×幅950×長さ1334㍉としている。

百貨店やスーパーなど小売り・流通分野を中心に拡販を展開する。

販売は6月から予定。

同社は平成5年に創業。アルミやステンレスといった部品加工などを中心に事業を展開している。部品の精密加工では県内外の幅広い顧客から支持も厚い。CADによる設計から検査、納品まで一貫生産体制を構築。自働機部品やバイク関連部品などさまざまな分野で精密加工の実績を持つとしている。

2010年04月28日 11:06