コーンズドッドウェルコーディング(東京都大田区)は、ランニングコストを大幅に低減した小文字用インクジェットプリンターの新型機「AシリーズGPモデル」を発表する。
新製品はメイクアップ(希釈溶剤)液の消費量を約25%減らすとともに、2000時間稼働かつ、保存期間2年のインキを開発し、標準搭載とした。これらの改良により、消耗品にかかるランニングコストを大幅に低減し、環境配慮性も向上した。
信頼性と高品質印字で定評のある従来機種「Aシリーズプラス」の優れた基本機能は踏襲した。停止時に印字ヘッドを自動洗浄後、ノズル孔を電磁弁で塞いでインクラインをメイクアップ液で満たしノズル詰まりを解消する「ノズルシーリング機能」や、始動時と停止時に印字ノズルのみならずガター、ガンボディをメイクアップ液で完全に自動洗浄する「完全自動洗浄機能」を搭載。信頼性の高い印字ソリューションを提供する。
新シリーズは、スタンダードモデルの「AシリーズGP100」と、様々なバリエーションのインキに対応し、より高性能を搭載したハイパフォーマンスモデル「AシリーズGP150」の2タイプ。ともに従来機に比べて本体寸法の小型化・軽量化なども実現している。
なお、同シリーズは6月8日から開催の国際食品工業展で国内初公開の予定となっている。