サンスターは9月20日~23日にアルゼンチンで開催された 「第26回国際化粧品技術者会連盟 学術大会」 に参加し、 長岡技術科学大学工学部中川匡弘研究室との共同で実施した、 脳波解析技術を応用した清涼感の数値化に関する研究について発表した。
研究では、 感性フラクタル次元解析を適用して清涼感を定量化。 主観評価値との対応を検討したところ、 相関係数0・86という非常に高い相関が認められたという。 このことから同グループでは、 これまで客観的評価の困難であった清涼感という曖昧な特性の数値化に成功したと考察している。
この手法を用いることで、 従来のアンケート調査と比べ調査対象者数を大幅に減らせるといった利点もあるという。