(株)イル・ヴリール(本社:東京都新宿区、加藤和則社長)はさきごろ、抗糖化化粧品の新ブランド「iL ViTALiTE」(イル・ヴィタリテ)を立ち上げ、第一弾として基礎化粧品3アイテム(洗顔ソープ、保湿ローション、保湿保護ジェル)を発売した。自社ネットショップ、美容関連施設などで販売する。
同ブランドは、同社が軸に据える抗糖化製品の裾野をより若年層へ拡大するライン。アイテムを洗顔ソープ、保湿ローション、保湿保護ジェルに絞り込み、価格を抑え目にするなどで、これまで抗糖化商品に手の届かなかった若い女性、さらに男性までをそのターゲットとする。
「私どもはまだ“抗糖化”の認知度がほとんどない4年ほど前から一貫して抗糖化商品を取り扱い、抗糖化コスメ市場のパイオニアカンパニーを自負しております。抗糖化製品は、アンチエイジングのイメージが強く、実際、愛用者も30代以降の女性が中心です。しかし、糖化は体の基本的な新陳代謝の1つであり年齢に関係なく起こっています。早い段階で対策をとっておく事がいつまでも美しく健康でいる秘訣です」と加藤代表は新ライン開発の狙いを説明する。
「イル・ヴィタリテソープ」は、同社のイル・ヴリールプラチナソープ同様、世界特許を取得した「鹸化法枠練石鹸」で、電位を整える働きを持つ「白金プラチナ」と、洗浄力と肌への栄養を与える力を持つ30種類の「植物性天然ミネラル」を配合し、若年女性や男性のニキビ対策にも有効な商品。「イル・ヴィタリテハーバルトロワ ローション」は、抗糖化成分「マロニエエキス」、「セイヨウオオバコ種子エキス」を配合し、保湿力6,000倍の水分を抱え込むヒアルロン酸により、長時間の乾燥から肌を守る。「イル・ヴィタリテハーバルトロワ ジェル」は「マロニエエキス」、「セイヨウオオバコ種子エキス」に加え、さらに7種のハーブの浸透力により、肌を優しく保護する。
糖化とは、体内のたんぱく質と摂取した糖が結合することで糖化したたんぱく質が生成され、体内に蓄積。それが進行すると肌の老化はおろか、糖尿病にも発展する可能性があるといわれている。同社ではコスメのほか、内からの対策アイテムとしてサプリメント、美容ドリンクも扱っている。
「iL ViTALiTE」は、フランス語で「生命力」を意味する「ビタリテ」が由来で、同社の抗糖化スキンケア「iL BRiLLE」シリーズの姉妹ブランドとなる。企画・開発にあたっては20代の美に興味のある女性10名以上と制作プロジェクトを立ち上げ、コンセプトやパッケージを作成した。
製品の税込価格は、洗顔ソープが2,500円(60g)、保湿ローションのハーバルトロワ ローションが3,600円(100ml)、保湿保護ジェルのハーバルトロワ ジェルが4,400円(30g)。
なお、基礎化粧品3点セットを購入すると同社独自の専用ソープホルダー「カチっと君」がプレゼントされる。