ハイサイド・コーポレーションはこのほど、主力ブランド「アンプルール」から発売する美容乳液ゲル「ラグジュアリーホワイト エマルジョンゲル」（１２０ｇ８３００円、50ｇ４３００円、９月29日発売）の発表会を都内で開催し、開発経緯やコンセプトなどを紹介した。
アンプルールの誕生のきっかけとなった「ラグジュアリーホワイト」は、シミ対策向け美白シリーズとして女性の肌の悩みに着目したアイテムを拡充してきた。
今回発売するエマルジョンゲルは、同社が経営する美容クリニック「ウォブクリニック中目黒」で提供する「美肌点滴」からヒントを得たという。美肌点滴とは、身体の状態に合わせて医師が各種ビタミンやプラセンタエキスといった美容成分をカクテルしたものを直接体内に点滴する治療で、栄養素を身体全体へダイレクトに巡らせ、即効性に優れた身体のメンテナンス術としてクリニックでも人気のメニューになっている。
開発にあたっては、クリニックに通う30～60代女性を対象に行った「現代女性が求める肌」に関するアンケート調査も参考にしたという。
アンケート結果から「ツヤがあって透明感のある肌」を理想としている女性が多いことが分かり、その理想肌の実現に向け「魅せるすっぴん肌」をコンセプトに開発。使用感と期待できる効果から「美容乳液ゲル」と位置づけ、多機能ゲル（ジェル）と呼ばれる商品群との差別化を図った。
これまでラグジュアリーホワイトは、愛用者の悩みに応えるアイテムといった面が強かったが、その中から発売されるエマルジョンゲルは使いやすいうえ、現在使用するスキンケアにプラス１アイテムとしても提案できるところが特徴といい、「セミマスまで広げられるポテンシャルを持っているアイテムなので、トライアルしやすい50ｇサイズにより新規ユーザーを獲得していきたい」（同社）と期待を込める。
