龍泉堂(東京都豊島区、塩島由晃社長)は、同社が販売する免疫・抗疲労・抗ストレス対応「β-1,3/1,6-グルカン」(製品名:Wellmune WGP F3005)の機能性表示について報告した。
同素材は、パン酵母を原料にその細胞壁より抽出、濃縮調整後、噴霧乾燥を行い粉末化したもの。機能性の多くは、細胞壁に含まれるグルコポリサッカライド(β-1,3/1,6-グルカン)によるものと考えられ、同素材では80%以上を含有する。
花粉症、インフルエンザ、抗ストレス、効疲労素材として注目度が高まっている同素材。2015年4月に解禁となった機能性表示では、抗ストレス、抗疲労での対応が可能という。
アメリカの多くの研究機関で厳格な試験がなされており、同社ではストレス、疲労の両分野でSRを終えている。同等性においても確認済みで、安全性においては、パン酵母β–グルカンとして唯一、GRASを得ている。作用機序などもクリアしている。
トクホでは難航している抗疲労に機能性表示で対応可能となれば、インパクトは大きい。サプリメント以外にもお菓子や一般食品への配合も可能な素材であり、今後の展開が注目される。