機能性素材、プロテオグリカン(PG)のフォーラムがさきごろ、都内で開催された。青森県と(公財)21あおもり産業総合支援センターが主催した。
まず、21あおもり産業総合支援センターの阿部氏が、新たな機能性素材として、一躍注目を集めるまでに成長したPGのこれまでの事業成果を報告。続いて、弘前大学、青森県産業技術センターがそれぞれ、PG研究の成果や最新情報を解説した。
後半では、スマイル・ジャパンが機能性食品制度に対応した商品開発事例を公開。さらにPGのトップサプライヤー、一丸ファルコスが、化粧品および健康食品素材としてのポテンシャルをデータを交え、解説した。
最後に、あおもりPG推進協議会の取り組みについて報告が行われ、現在、会員数が90(企業83、支援団体7)、ブランド認証マークについては、154商品(食品65、化粧品89)が活用していることが明かされた。
また、同マークを現在、米韓中など世界9か国に商標登録出願中であるとし、その活用メリットをアピールした。