株式会社ワコールは、2010年7月下旬より乳児特有の体型特徴と成長に合わせたインナー『ベビー研究所』を、誕生からひとり歩きまでの3ステップに分けて発売します。
乳児の成長に合わせた衣服設計のために、京都女子大学生活造形科とワコール人間科学研究所との共同研究において、乳児約 340名の集団計測を実施。学会(※)でも発表された貴重な計測結果をもとに、乳児の発育段階に合わせて日常の動きを①「誕生~首がすわるまで」②「寝返り~ひとり座りまで」③「ハイハイ~ひとり歩きまで」の3ステップに大きく分類。その動きの特徴に応じて素材の編み方を変えているため、“お座り・ハイハイ・歩行”などの動きにフィットする商品です。表側も肌にあたる内側も綿素材で肌ざわりがよく、編み機で連続編成した小さなサイズの立体成型編み【特許第 3606692号】で、両脇に接ぎがないことから、繊細な乳児の肌にも安心して着せる事ができ、普段使いはもちろんのことギフト需要のアプローチも図ります。
全国の百貨店マタニティ売場で2010年7月下旬より発売。3タイプ合計で3,000枚の売上(2010年7月~12月)を目指します。
(※)「乳児衣料設計のための0歳児形態・動態的成長に関する研究」
1999年度日本家政学会にて発表
写真の商品:『ベビー研究所』BGS・101 (ピンク)