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スキンケア時に生じるポジティブな感情により肌内部の遺伝子発現が変化【研究レポート】/花王

「肌は心の鏡」といわれるように、肌と心のつながりは古くから知られています。この関係性を科学的に検証したところ、スキンケアを行ったときに生じる幸福・満足などのポジティブな感情は、「うるおい」や「透明感」といった肌の質感を向上させ、美しい肌へと導く可能性があることがわかりました。

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ポジティブな感情により肌の質感が向上
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花王の研究では、クリームを肌に塗るなど、スキンケアをしたときにポジティブな感情がより生じた人は、そうではない人と比べて、「うるおい」や「透明感」などの肌の質感が向上することがわかっています※1。

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独自技術による遺伝子レベルでの肌内部の評価
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このたび、ポジティブな感情により肌の「うるおい」や「透明感」が向上した人を、花王独自開発の「皮脂 RNA モニタリング技術」※2を用いて解析しました※3。この技術では、脂取りフィルムで皮脂をぬぐうだけで、簡単に多くの遺伝子発現の変化(RNA 量)を把握することが可能です。その結果、「うるおい」や「透明感」が向上した人では、保湿に重要な角層細胞を強固にする遺伝子やバリア機能に欠かせない脂質代謝に関わる遺伝子が活性化していることがわかりました。

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スキンケアをもっと楽しんでみませんか?
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スキンケア時にポジティブな感情が生じることで、肌内部の遺伝子発現が変化することが確認できました。美しい肌を目指す上で、スキンケアを楽しむことの重要性がより明確に示されたと言えます。毎日行なうスキンケア、ときには感触や香りなど、楽しみながら行ってみてはいかがでしょうか。本研究は、「第 22 回日本感性工学会大会」にて発表し、「優秀発表賞」を受賞しました。

■研究レポート
※1   2018 年 10 月 12 日 花王ニュースリリース
https://www.kao.com/jp/corporate/news/rd/2018/20181012-002/
<こころで感じるスキンケア研究>快感情が肌の質感向上に影響を与えるスキンケアの効果を確認

※2   2019 年 6 月 4 日 花王ニュースリリース
https://www.kao.com/jp/corporate/news/rd/2019/20190604-001/
皮脂中に人の RNA が存在することを発見 独自の解析技術「RNA Monitoring(RNA モニタリング)」を開発

※3   2018 年 1~2 月 20~30 代女性 40 名にクリームを 4 週間使用してもらい、使用時の感情評価を実施。併せて、その前後で皮脂 RNA を取得し、同時に専門評価者が肌の質感を評価。

【詳細は下記URLをご参照ください】
花王株式会社 2021年3月15日【PDF】発表
花王株式会社 公式サイト

2021年03月15日 15:22

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