令和3年度「健康食品試買調査結果」～46品目中24品目に不適正な表示・広告～/東京都

健康食品による健康被害を未然に防止するため、都では、法令違反の可能性が高いと思われる健康食品を販売店やインターネット通信販売などで購入し、調査を行っています。このたび、令和3年度の調査結果を取りまとめましたのでお知らせします。

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1　調査結果の概要
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［表示・広告の検査結果（詳細は下記の（PDF：458KB）参照）］
販売店で購入した製品では、46品目中24品目に不適正な表示・広告がみられました。
インターネット等の通信販売で購入した製品では、80品目中78品目に不適正な表示・広告がみられました。

［ 3製品から医薬品成分を検出］
シルデナフィルを含む1製品、クロトリマゾールを含む1製品及びセンナ葉を含む1製品を発見しました。

※これらについては、東京都健康安全研究センターホームページで情報提供しています。

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事業者の指導と情報の提供
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不適正な表示・広告を行った事業者に対しては、改善の指導等を実施しています（都が直接指導又は他の自治体に通報等）。

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都民の皆さんへ
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・今回の調査の結果、以下のような不適正な表示・広告（医薬品的な効能効果の標ぼうや根拠がない表示等）がありました。
・今回の調査で発見した不適正な事例（一例）
「心筋機能の正常化」「うつ症状を改善」「結石の予防と除去」「がん予防」「放射性物質の排出を促進」「免疫力アップ」
・健康食品の利用の前には、表示・広告をよく確認してください。
・健康食品の長期・大量使用等により健康被害につながることがあります。
・東京都では、健康食品を安全に利用するために「健康食品手帳」（下図）を作成し、安全に利用するためのポイントを情報提供しています。ホームページに掲載していますので、ぜひご活用ください。