株式会社IHMが取り扱う乳酸菌原料であるナノ型乳酸菌nEF®および植物性ナノ型乳酸菌SNK®について、 2024 年 3 月 25 日 に新特許を取得した。
【特許番号】特許第7466166 号
【発明の 名称: 乳酸菌含有ウイルス感染防御剤及びその製造方法 】
小腸には体内の免疫細胞の約60%が集中している。経口摂取した乳酸菌は小腸パイエル板上部にあるM細胞から取り込まれ、免疫細胞に渡されることが知られているが、摂取したすべての乳酸菌が必ずしも取り込まれるわけではない。
ナノ型乳酸菌nEF®および植物性ナノ型乳酸菌SNK®は分散処理(ナノ化処理)により菌体同士の凝集を抑えた水分散性に優れた乳酸菌末。菌体粒子(メジアン)径が1.0ミクロン以下のため、粘液を通過しやすく、パイエル板をはじめとした腸管壁に到達し、腸管免疫系を介した免疫調整に効率よく働きかけることができる。今回、「パイエル板到達性を有する乳酸菌末を有効成分とする経口摂取用の乳酸菌含有ウイルス感染防御剤」としての特許を取得した。
<乳酸菌の平均粒度>
分散(ナノ化)処理の有無で乳酸菌体粒度の分布位置に大きな差が出ている。
※ナノ型乳酸菌nEF®および植物性ナノ型乳酸菌SNK®は有限会社バイオ研の登録商標です。