大塚製薬株式会社は、大麦β-グルカンを豊富に含む新ブランド「大麦生活」を発売し、大麦クラッカー、大麦ごはん、大麦ポタージュの3種類5アイテムを9月1日から展開する。
大麦β-グルカンには糖質の吸収をコントロールする働きがあります。「大麦生活」を朝に摂り入れることで、朝食だけではなく1日を通じて食事への影響が持続することから、健康管理を意識する方に新しい朝食のスタイルを提案します。
大麦β-グルカンは、様々な健康機能を有するとされ、欧米で健康維持のために注目されています。
この成分は、他のイネ科植物に比べ、大麦穀粒(約3~6%)に最も多く含有されているものの、大麦は独特の風味があり加工が難しいことから製品化が困難でした。
同社は大麦の機能的価値に注目し、大麦β-グルカンをより多く含む品種(約10%)を使用して、朝食として簡単に食しやすい製品に仕上げました。特に「大麦ごはん」は、箱ごとレンジで約2分間調理するだけで炊きたての味を再現し、1箱(1食分)で大麦β-グルカン3,000mgを摂ることができます。
今後、大麦β-グルカンを摂り入れた新しい朝食スタイルを提案し、大麦の魅力を提唱していく予定。
(特徴)
大麦に豊富に含まれる水溶性食物繊維の大麦β-グルカンは、欧米では健康強調表示を許可され、1日3,000mg以上の摂取が推奨される*1。「大麦生活」は、独自技術により1食で1,000~3,000mgの大麦β-グルカンが摂れるよう開発。「β-グルカン高含有大麦混合米飯」において、食後の血糖応答およびセカンドミール効果を検証*2。朝食に大麦β‐グルカンを上手く摂り入れることで、1日を通じて食生活における糖質吸収をコントロール。手軽で食べやすい3種類5アイテムで新登場。全国のスーパー、ドラッグストア、コンビニエンスストアなどで展開
※1 米国のFDA(米国食品医薬品局)では、「冠状動脈心疾患のリスク低減」(必要量:大麦β-グルカン3,000mg/日)の健康強調表示が許可されています。欧州のEFSA(欧州食品安全機関)では、「コレステロールの低下による心臓疾患のリスク低減」(必要量:大麦β-グルカン3,000mg以上/日)の健康強調表示が許可されています。
※2 「β-グルカン高含有大麦混合米飯の食後血糖応答とそのセカンドミール効果に及ぼす影響」福原育夫ら(「薬理と治療」2013年8月29日号掲載予定)
※詳細は下記URLをご参照ください
◎大塚製薬株式会社2013年8月19日発表
http://www.otsuka.co.jp/company/release/2013/0819_01.html