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第2回一般用医薬品のインターネット販売等の新たなルールに関する検討会 議事録/厚生労働省

○日時
平成25年2月27日(水)10時~12時

○場所
航空会館大ホール(7階)
東京都港区新橋1丁目18番1号

○議題
1.前回の宿題事項について
2.一般用医薬品のインターネット販売等の新たなルールについて
3.その他

○中井薬事企画官 定刻になりましたので、「第2回一般用医薬品のインターネット販売等の新たなルールに関する検討会」を開催いたします。お忙しいところを御出席いただき、どうもありがとうございます。本日の事務局を務めます、医薬食品局総務課の中井です。どうぞよろしくお願いいたします。
 初めに構成員の出欠状況について御説明申し上げます。本日は岩瀬構成員、小幡構成員、野口構成員、山本構成員より欠席の御連絡を頂戴しております。また、岩瀬構成員の代理として、ライフネット生命保険株式会社マーケティング部の菅宏司様に御出席をいただいております。それから、本日は渡嘉敷政務官にも御出席をいただいています。
 次に、お手元の資料の確認をさせていただきます。「議事次第」と「座席表」のほかは次のとおりです。配付資料1として「指定第2類医薬品について」、資料2は「偽造医薬品問題の現状と対策について」です。資料3から本日、構成員の先生方から御意見をいただきます資料になります。3-1が生出構成員、3-2が森構成員、3-3が竹内構成員、3-4が根本構成員、3-5は後藤構成員からの提出資料になっています。
 それでは、以下の進行につきましては遠藤座長にお願いいたします。どうぞよろしくお願い申し上げます。

○遠藤座長 皆さん、おはようございます。議事に入る前に、まず代理出席について御承認いただきたいと思います。ただいま、事務局から御紹介がありました岩瀬構成員の代理として、菅参考人の御出席につきましてお認めしてよろしいでしょうか。
(異議なし)

○遠藤座長 ありがとうございます。次に2つほどお諮りしたいことがございます。1つは、代理出席が座長、私自身にも必要な場合があります。頻度を高く運営していこうと思っているものですから、効率的な運営ができるように座長が万一出られない場合、座長代理を決めておきたいと思います。もしよろしければ、本日御不在ではありますけれども、座長代理について山本構成員にお願いしたいと考えております。座長代理を置くこと、及び山本構成員にお願いすることを含めて御承認いただけますでしょうか。
(異議なし)

○遠藤座長 ありがとうございます。それでは、事務局から山本構成員にこの旨を御連絡をいただき、御意向を確認して、承諾していただけるということであれば山本構成員に座長代理をお願いしたいと思います。よろしくお願いいたします。
 もう一つ、これは前回御議論がありました座長預かりになっていた話がございます。最高裁の判決で触れられておりました憲法第22条の解釈の問題です。これをどういうようにするかを座長預かりにさせていただきましたが、これにつきましては本日、法律が御専門の小幡構成員が御欠席ですので、まずは小幡構成員が御出席のときに御議論していただきたいと考えております。
 もう一点、とりあえずは事務局で整理をしたものについて、それを基に御議論いただくという形に、まずはしたいと考えております。この2つについてよろしいでしょうか。

○後藤構成員 憲法学者の件なのですが、今、「事務局の方で」とおっしゃいましたけれども、例えば先日「規制改革会議」の方で、2月15日付で中央大学の憲法学者の安念先生が意見書を出しています。安念先生に来ていただいて、そういったことをしっかりとこの場で御説明いただくというのがいいのではないか。規制改革会議側でもそういった説明を受けながら行っておりますので、足並みをそろえていく上でも必要かと思います。早急にそうやっていくことが必要かと思います。

○遠藤座長 基本的には今後、御議論をしていく中でそういう展開もあり得るわけですので、また、それは新たな議論として扱わせていただければと思います。とりあえず、次回は事務局からの整理案をベースに御議論を進めていただくという趣旨です。それで終わりにするつもりはありません、御理解ください。

○竹内構成員 出来れば、憲法第25条の方までのばしていただければと思います。第22条と25条というのは非常に関連しておりますので、今回の議題の中でもそれが大きな話題になるのではないかと思います。よろしくお願いいたします。

○遠藤座長 私は専門ではありませんので、御意見として承ったということにさせていただきます。検討させていただきたいと思います。

○中川構成員 前回も申し上げましたが、本検討会の進め方として、一般用医薬品のインターネット販売のあり方をまず議論して、その後に法律がどうなのかという順番だと思います。最初に法律がこうだから、こういう解釈だから、それに整合性を持たせて議論を進めようというのは全く間違いだと思います。

○遠藤座長 したがいまして、とりあえずはそういうような意見が構成員から出ましたので、まずは法律について、法律家のいる中で一通り議論をさせていただく。それがその場で結論が出るかどうか分からず、法律の解釈の問題と、あるべき医薬品の販売の方法が並行して議論されることもあると思います。そういう視点でとりあえずいきたいと思います。中川構成員のおっしゃることは私はそれなりに理解させていただいています、ありがとうございました。

○國重構成員 今のお話、安全策をどうするかという議論と、法律的にどうなのかという議論を並行してやると理解してよろしいわけですか。

○遠藤座長 課題として、基本的に法律論をどうするかということが前回宿題として出ましたので、それに対応して議論します、という形になりましたのでそれはやります。しかし、当然のことながら、望ましい医薬品の販売の議論というのはメインとしてやらなければいけない話ですから、基本的にはどちらかを優先するという形にはならずに、並行してやることになるのだろうというように私は申し上げたつもりです。

※詳細は下記URLをご参照ください

【関連資料】
◎第2回一般用医薬品のインターネット販売等の新たなルールに関する検討会 議事録
厚生労働省 2013年5月7日発表
http://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/2r98520000031ehd.html

2013年05月08日 10:27

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