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トップアスリートが信奉するスポーツセラピーを本邦初公開

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(株)インディバ・ジャパンの新事業である、スポーツセラピー「TECAR THERAPY(テカール・セラピー)」について、事業本体となるテカール・ジャパン営業事業本部(東京都目黒区、出雲薫社長)が、さきごろ第一回目の説明会を開催した。

スポーツ医学関係者、鍼灸師ら約40人が参加する中、挨拶に立った山口祐司会長は、ケガをしてから病院等で治療する、これまでのアスリートの対処 に対し、「ケガをした瞬間からアスリートとしての機能が損なわれるので、ケガをしない体、筋肉のコンディションづくりと、ケガからの早期回復が欠かせな い」として、予防と損傷からの早期回復が「TECAR THERAPY」の最大の特徴だと説明した。

今後の普及に向けては、「多くの時間が必要とは考えていない」としながら、「様々な先生に施術で使ってもらい、効果を実感していただくことが第一段階」と述べた。

DVD上映では世界のプロアスリートの声を放映。「アスリートの回復内容と、その質の高さにおいて必要」(陸上トレーナー)、「プロのための施 術。外傷を防ぎ、より競技に集中できる」(マラソン選手)、「動かなかった2本の指が回復したことで信頼するようになった。効果が早く気持ちいい」(プロ クライマー)などの感想を紹介した。

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続いて「TECAR THERAPY」の基礎理論を山口会長が講演。高周波温熱だけでなく、50μA に近い微弱電流による非熱作用を併せ持つのが特徴として、治癒能力に関わる酵素ATPが非熱で増加し、組織の活性や痛みの緩和に作用するタンパク質HSP が温熱で増加することで、効果をより高めているとそのメカニズムの一端を解説した。また、熱レベルや非熱の組み合わせなど、熟練を要する部分が多く、イン ストラクターの経験が重要と付け加えた。

インストラクターの資格については、スポーツ医学などの医師や柔道整復師、鍼灸師など有資格者を対象とし、4段階による認定資格制度を導入。資格 認定者には認定証発行の他、スターターキット、宣伝広告資料提供、技術者としての職場紹介などが特典となることがアナウンスされた。ランクアップの機会 は、その後の経験と施術例を重ねることで、それぞれ設けられることも紹介された。

また、施術に使用する機器「テカール・シリーズ」については、3機種とも医療認可を申請していることも明らかにした。

説明会の最後には、テカール・ジャパンのインストラクターによる施術デモが行われ、本邦初公開となる施術を、来場者は熱心に見入っていた。

2009年01月20日 16:36